出版社内容情報
池田 貴将[イケダ タカマサ]
著・文・その他
内容説明
スタンフォード大、ハーバード大、コロンビア大など一流研究機関の学者がおこなった100の心理・行動実験からまなぶ、意思決定・動機づけ・発想転換・人脈作り・自己管理・人材育成・目標設定…の法則。
目次
1 動機づけのモデルケース
2 人材育成のモデルケース
3 目標設定のモデルケース
4 意思決定のモデルケース
5 人脈作りのモデルケース
6 自己管理のモデルケース
7 発想転換のモデルケース
著者等紹介
池田貴将[イケダタカマサ]
株式会社オープンプラットフォーム代表取締役。リーダーシップ・行動心理学の研究者。早稲田大学卒。在学中に渡米し、世界No.1コーチと呼ばれるアンソニー・ロビンズ本人から直接指導を受け、そのノウハウを日本のビジネスシーンで活用しやすいものにアレンジ。感情と行動を生み出す心理学と、人間力を高める東洋哲学を統合した独自のメソッドが注目を浴び、そのセミナーはコンサルタントやビジネス作家などのプロも受講することで広く知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
299
おもしろかった。人間がモチベーションを高めるためにはどうすればいいのかということについて、各種大学や研究者が行った実験を取り上げながら、図鑑形式で紹介していく一冊。横書き、全ページ2色でページデザインも見やすい。やはり一番のポイントは、各項目に対してその効果を裏付ける実験の内容について詳細に説明してくれているところだろうか。けっこう作るのが大変だったんじゃないかなと思う。単なる紹介だけじゃなく、著者なりの解釈や実際の行動への落とし込み方、応用の仕方まで述べられているのも親切な点。良書。2018/03/09
ゼロ
113
行動経済学・実験心理学からモチベーションについて網羅的に解説した本です。図解で解説しているのもあり、1つのトピックは2〜4P。コンパクトにまとめられているのも読みやすく、非常に参考になった本でした。実験結果を元に結論を導き出している。根拠が明確にあるため、腑に落ちやすい。項目として動機付け、人材育成、目標設定、意思決定、人脈作り、自己管理、発想転換の7つがありました。仕事からプライベートまで活かせる点があり、より知りたいのであれば、別の本で調べる。まさに百科事典として使いやすく、オススメの1冊です。2019/12/28
きいち
39
これは使えそう、と飛びついた。◇キャリアデザインの指導やメンバーマネジメントの過程ってどうしても何か精神論めいた世界に入ってしまって、耳から入っても抜けていきがち。それこそ「そんなに意志が強かったらそもそも悩んでねーよ!」と反発したくなるし。そこで素直に聞こうと思ってもらうには心理実験のエピソードは役立つ。◇アメリカのものが多いので、実際に使うには原典辿って肉付けしてあげないといけなさそうだが、地図としての役割だけでも貴重な本だ。著者自身が自分のために勉強して集めた、というのがベースにあるおかげだろうか。2017/10/29
はるき
36
分かりやすく噛み砕いてあるので、楽しく読めました。 人間の心理とは、矛盾の塊のようです。2017/07/23
booklight
33
【読友本】動機付け、人材育成、目標設定、意思決定、人脈作り、自己管理、発想転換と7つの章に分けて人がついやってしまうヒューリスティックを紹介。大百科なので一つを掘り下げるというより、フラットに集めて並べました、という感じ。100個もあるので、気になったとところをみる。「特異性信用」地位が低い人が高い人に意見やアイデアを出すと嫌われやすい→<対策>意見する前に協力する。なるほど、正反対だった(笑)。俯瞰してみると、やることとやる気の乖離が笑えてくる。理性に本能が追い付いていない、というより、脳の不一致か。2021/12/30
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