出版社内容情報
泉 正人[イズミ マサト]
著・文・その他
内容説明
選択に迫られたとき、その選択肢がお金持ちと貧乏人を分ける分水嶺だとしたら…。成功を極めた富者の老人が、事業に失敗して失意のドン底にある“僕”に、誰にも話したことがないお金の真髄を語る。驚きの結末に涙が止まらない。あなたの人生を変える1冊。
著者等紹介
泉正人[イズミマサト]
2002年、ファイナンシャルアカデミーを設立、代表に就任。1年のうち3カ月程を海外で過ごしながら、教育事業、IT、不動産等、国内外で5社の経営を行う。『富者の遺言―お金で幸せになるために大切な17の教え』が初の小説作品。一般社団法人金融学習協会理事長。神戸夙川学院大学客員教授。マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院エグゼクティブコース修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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masa@レビューお休み中
105
起業に失敗して打ちひしがれている青年が、デパート前にある広場のベンチにあてどもなく座っている。何もすることなく、一人で何時間も同じ場所に座っている。日が暮れても、家に帰ることができず冷えた体を温めるために自動販売機で飲み物を買おうとするがお金が10円足りない。その状況を見ていた長身の老人が10円を差し出すのだが…。ジョーカーと名乗る謎の老人と社会の話やお金の仕組み、ビジネスにおける大切なことを話していきます。単に成功する話ではなく、借金を背負って身の置き場すらなくなった主人公というのが魅力的なんですよね。2014/04/05
芸術家くーまん843
11
受講生25万人を誇るファイナンシャルアカデミーの代表泉正人さんがストーリー形式でお金との付き合い方を伝えた一冊。銀行員を辞め知人と起業したもののしくじって借金3000万円を背負い家族とも離れてしまった主人公が老人から10円借りたのをきっかけにお金のレクチャーが始まる。やがて主人公が語り出した起業物語を聞いた老人が主人公に向けて話したこととは。そして衝撃のクライマックスは…。お金に関しては大胆なだけでも慎重なだけでもダメだがそのバランスをロジカルに説明してくれている一冊。2014/03/17
ルル
9
不思議な本です とても良いですね 子どもに読んでもらいたい 良い教科書になります^^2015/01/08
ひと
8
"お金の使い方を見ればその人のすべてがわかる。自分自身のお金の器。お金を運んできてくれるのは、絶対に自分以外の他人。お金とは、信用を見える化したもの。失敗とは、決断をした人間だけが得られる経験"……本書では、起業に伴う浮き沈みに多くの紙幅が割かれていました。挑戦した経験がある人には響くところが多いと思いますが、残念ながら自分はまだ当事者感覚では読めませんでした。自分のビジネスに挑戦しながらお金の支配に屈しない…そんな道を歩みたいですね。さて、自分はどんなきっかけで挑戦への一歩を踏み出すのだろう?2015/10/31
高光浩二
7
勝手に資本家になる話だと思って読んだので最後の方はビックリして笑った。小説なのでイメージしやすいので、ビジネス本が苦手な人に良いのかもしれない。2014/05/10
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- 和書
- 評伝ロラン・バルト