出版社内容情報
台湾の人は、新鮮な鶏肉や魚を買ったとき、まず「スープにしよう」と考えます。焼いたり揚げたりするのは、少し時間が経ってからのこと。手にした瞬間の、一番いい状態を余すところなくいただくための第一選択は、いつだってスープなのです。
どんぶりのように大きな器にたっぷりと注がれた一杯には、素材の栄養がまるごと溶け出しています。それを旨みと一緒に体へ流し込む。日本のスープよりも薄味なのは、最後の一滴まで残さずいただくことを前提としているからです。
このスープに救われた友人の姿を、今もよく覚えています。日本から遊びに来てくれた彼女は、二歳の双子を育てる日々に疲れ果て、心身ともに余裕をなくしているようでした。ところが、食堂で運ばれてきたスープを一口含んだ瞬間、その表情がみるみる和らいでいくのです。
器を抱えるようにして飲み干し、「おいしい」とつぶやく彼女。その様子を見て私は、台湾の人がなぜこれほどまでにスープを大切にしているのか、分かったような気がしました。
この本では、そんな台湾の暮らしのなかにある、心と体にやさしいスープを紹介しています。そこには古くから伝わる家庭の知恵があり、中医学の視点もあります。現地の人が、その効能を意識せずに口にしているものもあるかもしれません。
特別な薬膳としてではなく、日常的に自分を癒す一杯として。この本に並ぶレシピを活用していただけたらうれしいです。(はじめに より)
【目次】
1章?滋補 体に元気をめぐらせるスープ
2章?暖身 体を温めるスープ
3章?緩和 不調をやわらげるスープ
4章?舒心 心と体を休めるスープ
5章?養顏 肌と体をケアするスープ
6章?搭配 台湾スープに合わせるごはん、麺
内容説明
心と体をときほぐす台湾の美味しい食養生。具材を入れて煮込むだけ!毎日食べたい61のレシピを掲載!
目次
1章 滋補 体に元気をめぐらせるスープ
2章 暖身 体を温めるスープ
3章 緩和 不調をやわらげるスープ
4章 舒心 心と体を休めるスープ
5章 養顏 肌と体をケアするスープ
6章 搭配 台湾スープに合わせるごはん、麺
著者等紹介
小河知惠子[オガワチエコ]
台湾料理研究家。2010年、初めての台湾旅行で豊かな食材と多種多様な料理に魅せられる。以来何度も台湾に足を運び、2017年、短期料理留学を通して現地の料理学校で、圓山グランドホテルやアンバサダーホテルのシェフから80種類以上の台湾料理を学ぶ。台湾料理と台湾への思いが高じ、2019年から当時2歳の息子とともに台湾生活を開始。2025年3月、台湾の調理師免許である「中餐丙級證照」を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



