出版社内容情報
吉祥寺、下北沢、代官山…あの人気の街はなぜ生まれたのか?街の人気から東京史が見えてくる!
毎年、引っ越しシーズンの前後になると、様々なメディアで取り上げられる「住みたい街ランキング」。もしどこにでも住めるとしたら、どの街がいいのか――その希望が反映されたランキングだが、実はそうしたランキングが登場する以前から、東京で暮らす人々には、時代時代に応じた人気・憧れの街が存在していた。
現在の東京の原型が形作られた江戸時代、庶民も住む場所が選択できるようになった明治時代、東京が大きな被害を受けた関東大震災、東京が灰塵に帰した太平洋戦争での大空襲、戦後の復興、高度経済成長期で生まれた持ち家信仰、訪れた不動産バブルとその崩壊、そして現代――。
人々はいったいどの街に憧れ、また、どの街に住んできたのか。「住みたい街」の歴史から読み解く、メガロポリス・東京のもうひとつの姿!
【目次】
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- 和書
- 仏教植物辞典