江戸時代はアンダーグラウンド

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江戸時代はアンダーグラウンド

  • 安藤 優一郎【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784801307100
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C0021

内容説明

古今東西を問わず、どの地域や国家にも表と裏の社会がある。江戸時代の日本にも、無法者たちが集う裏社会は存在したが、実は表の社会でも、法を無視したアンダーグラウンドな光景は珍しくなかった。金で不祥事を解決しようとする武士、違法な賭博や遊女遊びにハマる庶民、将軍の極秘情報がダダ漏れの江戸城、御家安泰のため幕府に虚偽報告をしてばかりの大名家など、江戸のアンダーグラウンドな実態に迫る!

目次

第1章 武士編―士農工商の虚実(数千万円で売買された武士の身分―幕府も藩も容認していた武士身分を売る市場;お殿様から町奉行に賄賂は当たり前―借金や不祥事の揉み消しはお手のもの ほか)
第2章 庶民編―建前と本音の賢い使い分け(違法な賭博に熱狂する庶民たち―取り締まるはずの役人も時には加担;寺社門前で非合法な遊女屋が大盛況―集客のために見て見ぬふりを決め込む寺社 ほか)
第3章 将軍編―謎に満ちた江戸城(体制内部を厳しく監視した江戸幕府―目付や御庭番による秘密裏の情報収集;ダダ漏れする江戸城の極秘情報―トップシークレットの情報が大奥から外部へ ほか)
第4章 大名編―御家安泰の裏側(グレーゾーンだらけの家督相続―お家存続のためにルールを曲げる幕府と藩;混沌としていた国替えの現場―藩の指示が無視されて城下は荒れ放題に ほか)

著者等紹介

安藤優一郎[アンドウユウイチロウ]
歴史家。1965年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学(文学博士)。JR東日本「大人の休日倶楽部」など生涯学習講座の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

120
武士の身分が売買されたり幕臣の屋敷で賭場が開かれる話は、時代小説で読んだことがある。身分制が厳しいとされた江戸時代にも抜け道はあったのかと思っていたが、武士から庶民まで建前と本音の使い分けがまかり通る有様はアンダーグラウンドというより脱法社会と化している。江戸城の内部情報はダダ洩れで、宿場町や門前町は違法風俗で大繁盛し、肉食が普通だったのだから。太平の世で綱紀が緩んだ結果だろうが、ここまで互いに都合の悪い部分を見て見ぬふりを続けるのが広まっては、ペリー来航以後に幕府が何もできなかったのは当然かもしれない。2024/04/25

えみ

52
本当に実在した時代なのが信じられない。情報はあるのに掘っても掘っても何か発見のある時代。なんというか、物語、ファンタジーすら感じてしまう。改めて思うが江戸時代って面白い時代だ。面白さは「善」から発せられる「明」だけでなく、寧ろこっちのほうが色濃いのかもしれない。どこか「悪」の発する「暗」の部分。見て見ぬ振り、違法をなかったことにする、買えない規律はない!というように惜しみなく金で解決する潔さ。見栄を大事に「偽」さえ有効活用。人間臭さがプンプンする。武士も庶民も本音と建て前を使い分ける賢い人々が生きた時代。2024/05/29

Mc6ρ助

20
これも読み友さんの感想から。時代小説のお供のつもりが本音と建て前な日本社会は昔からかと。チャンバラ小説読みを自認する爺さまとしてはあまり目新しい情報はなかったかも知れない(と、何気に上から目線)けれど、ウラ金な人たちが開きなおれるようないろんなことが地続きなのかと改めて唖然としてしまった。先の大戦(応仁の乱じゃないよ)での失敗の反省の継承に失敗した、その責任の一端を担っていないわけではないけれど、いくら民主主義とはいえあらゆる(おかしな)ものを監視しなければなんて小市民には荷が重かったと思う今日この頃。2024/06/11

コピスス

10
江戸時代でも法の目をかいくぐって、グレーゾーンで生活していたようで、当時の人々に親しみが湧いた。2024/03/24

noko

6
江戸時代のころの、色んなガッカリ?ある意味ゆるい?政治体制のお話しが集められています。武士の身分はお金で売買されていた。町人や農民もお金さえあれば武士になれた。藩が率先して売ることさえあった。値段は500両くらいで、一般庶民は買えない。榎本武揚は父親が買ったので、幕臣の身分。逆に売ってしまったのを買い戻す事もあり、滝沢馬琴は孫の為に買い戻そうとした。庶民でも運がいいと江戸城に入れる日があった。それは能公演。その日だけは無礼講で、老中などに町人が掛け声をかけることも。将軍自ら能を舞うこともあったそうだ。2024/08/30

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