出版社内容情報
古来、日本人は言霊を大切にし、自らの思いを言葉にのせ祈りを捧げてきました。それを神様に届けるための言葉が「祝詞」です。
私たちは日々の生活の中で、知らず知らずのうちに「穢れ」を溜め込んでいます。穢れとは、悩みや妬み、傲慢、疲れ、ストレスなどであり、それが原因でマイナスの状態になってしまった心のことをいいます。「気枯れ」と書くこともあり、本来人が持っている心の活力が失われている状態ともいえます。
穢れをとりのぞく行為が「祓」であり、そこで用いられるのが「祓詞」に代表される祝詞です。
本書では、自らの穢れを祓い心を清めるための祝詞である「大祓詞」「祓詞」と、日々の神棚参拝で用いる「神棚拝詞」を収録しています。一文字一文字、心をこめてなぞることで、日々の生活の中で溜まっていく穢れを浄化し、本来あるべき清らかな心に戻しましょう。
内容説明
「祝詞」それは神様に思いを伝えるための言葉。祝詞をとなえることで八百万の神々の恩恵を受けられます。また、それは私たちの心に溜まった「穢れ」を祓うための言葉。心をこめて、なぞりましょう。本書収録の祝詞―年二回の「大祓」で奏上される「大祓詞」、日々の「祓」で奏上される「祓詞」、神棚参拝で用いる「神棚拝詞」
目次
大祓詞―おおはらえのことば(「大祓詞」全文と現代語訳;「大祓詞」全文練習)
祓詞―はらえのことば(「祓詞」全文と現代語訳;「祓詞」全文練習)
神棚拝詞―かみだなはいし(「神棚拝詞」全文と現代語訳;「神棚拝詞」全文練習)
著者等紹介
北村多加[キタムラタカ]
書道教室かなで組主宰。2016年に「子供書道教室 ふたばの奏」、2017年にじっくりと文字と向き合う「大人の美文字講座」を開講。また、同年に教室名を「かなで組」に改名。明るく体育会系な気質を活かし、書道の楽しさ・可能性を広める活動として、書道パフォーマンスやロゴ作成も手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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