内容説明
福岡県警は工藤會の鉄の結束をいかに崩し、野村総裁の死刑判決まで繋げたのか?一級の捜査資料から読み解く暴力団捜査のすべて。
目次
第1章 事件の背景(元漁協組合長事件;福岡県警元警部事件 ほか)
第2章 工藤會捜査ファイル(基本通りの捜査;手がかりになった“車のナンバー” ほか)
第3章 「頂上」への道(総裁「引退」の真相;野村総裁による絶縁処分 ほか)
第4章 そして死刑判決(判決への批判的意見;「推認」直接証拠と間接証拠 ほか)
第5章 残された課題(元女性従業員事件;建設会社会長事件 ほか)
著者等紹介
藪正孝[ヤブマサタカ]
1956年北九州市戸畑区生まれ。1975年4月に福岡県警察官を拝命。刑事部門、暴力団対策部門に深く携わる。2003年3月、捜査第四課に新設された北九州地区暴力団犯罪対策室副室長への就任を皮切りに、主に指定暴力団「工藤會」対策に従事した。2016年2月に定年退職。同年4月、公益財団法人福岡県暴力追放運動推進センター専務理事に就任。2019年には、暴力団に関する正確な情報を発信するサイト「暴追ネット福岡」を開設した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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