文豪が愛した文豪

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文豪が愛した文豪

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  • サイズ 46判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784801306387
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「新聞は〝崇拝〟と表現 芥川龍之介に対する太宰治の強烈な愛」

「夏目漱石を絶対視 だけど旅先に押しかけ借金を頼む内田百閒」

「恋も文学も我が道を行く 森鴎外と永井荷風の交流と意外な共通点」

「酒・喧嘩・宮沢賢治を好きすぎて意気投合 中原中也と草野心平」

本書はこうした、文豪同士の「愛」にフォーカスした書籍です。

「あこがれ」「友情」「愛憎」という三つの切り口に基づいて、「文豪による文豪への愛」を紹介します。題材にするのは、文豪や知人の回想、手紙や日記など。文豪たちの知られざる、人間味あふれる素顔に迫っていきます。

内容説明

大切な人への熱すぎる思い。「あこがれ」「友情」「愛憎」―33組の強烈な個性。恩師、大先輩、親友、ライバル―文豪同士の「愛」のかたちは多種多様。

目次

1 あこがれの章(太宰治→芥川龍之介―自他ともに認める芥川大好き人間;堀辰雄→芥川龍之介―よき理解者との出会いと別れ;芥川龍之介→夏目漱石―尊敬する師とのハラハラする距離感 ほか)
2 友情の章(夏目漱石⇔正岡子規―恋人のようにふざけ合う特別な関係;芥川龍之介⇔佐藤春夫―他人に仲が悪いとは思われたくない;芥川龍之介⇔菊池寛―タイプは正反対だが文学で結びついた ほか)
3 愛憎の章(檀一雄→太宰治―無二の親友だが遠い存在でもある;太宰治⇔中原中也―中也が気になるけどたじたじの太宰;大岡昇平⇔中原中也―言葉をぶつけ合って特別な関係へ ほか)

著者等紹介

真山知幸[マヤマトモユキ]
著述家、偉人研究家。1979年、兵庫県生まれ。2002年、同志社大学法学部法律学科卒業。上京後、業界誌出版社の編集長を経て、2020年より独立。名古屋外国語大学現代国際学特殊講義、宮崎大学公開講座などでの講師活動も行う。徳川慶喜や渋沢栄一をテーマにした連載で「東洋経済オンラインアワード2021」のニューウェーブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

227
タイトルが無性に気になって、手に取った。著者は”偉人研究家”を自称しているだけあって、視点が面白い。文豪同士の「愛」の形も様々で…あこがれ、友情、愛憎!  特に、太宰治と中原中也の愛憎劇には、息を飲んだ。太宰との出会い頭に言った中也の一言。「青鯖が空に浮かんだような顔しやがって」には大笑い。中也が気になってしょうがない太宰も、さぞたじたじ、だったろう。同じ著者の『ざんねんな偉人伝』とも趣がつながる好著だった。2023/02/19

ノリト

25
文豪と文豪が繋がり、文豪世界が構築される。繋がりとは縁であり、こんな縁を私も欲しいと強く思った。 真山さんの、各章の最後一言コメントも良かった。2024/03/15

❁Lei❁

13
文豪同士の有名なつながりから知られざる交流まで、多くのエピソードがほどよい分量で紹介されていました。やっぱり、古本屋に叩き売りされていた『春と修羅』を買い占め、周囲に配りまくる中也の話が好きです。それから、太宰の家に殴り込むに行く道すがら、賢治の詩を口ずさむ中也も好き。この話は檀一雄の『小説太宰治』に収録されているらしいので、そちらも要チェック。このようにして新たな読書の幅が広がる、大変よい本です。2024/09/04

辺辺

10
図書館本。ずっと気になっていた本。やっと回ってきた。面白くて笑えるエピが多い。何よりも著者によるツッコミや茶々とかが可笑しくてスラスラと読めて、楽しかった。メモ:「文藝春秋」と「芥川賞」に深く関わった菊池寛が太っ腹だな。2023/08/03

月と星

5
★★★★文豪のイメージが変わるようなエピソード多数。言葉を扱う仕事なだけあり,話術による強引な交流が面白い。ストーカーのような偏執的・盲信的な面もあり驚く。2023/03/15

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