内容説明
まる子とはまじ、アニメの後の物語。はまじの目から見た3年4組。ほろ苦くて、ちょっと笑える、あなたの知らないはまじの姿。
目次
僕と『ちびまる子ちゃん』
二人の父
波瀾の小学三年生
ほのぼの高学年
いろいろな目覚め 中学時代
悪夢の高校時代
東京
高校へいきたい!
著者等紹介
浜崎憲孝[ハマザキノリタカ]
1965年12月生まれ。静岡県静岡市出身。転機は小学3年生。水泳が厳しく脱走し登校拒否になる。担任がかわる小学4年生から復帰。中学は楽譜が読めずにブラスバンドへ入部。譜面を1年で解読する。高校中退後、芸人に憧れて上京するものの、夢破れて田舎に帰途する。その後、通信高校を7年で卒業。建設現場、トラック運転手、郵便配達員、演芸場、タクシードライバーなどを経験。2002年にエッセイ『僕、はまじ』(彩図社)を出版。近年は書く楽しみを知り、物語を書いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えみ
67
わたしの中では「サザエさん」以上に、次の日の仕事を思い憂鬱になるため観るのを控えている国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」。社会人になるまでは積極的に観ていたのに、大人になるって嫌だな…と改めて思ってしまった。永遠の小学三年生「ちびまる子ちゃん」に登場する“はまじ”が書いた本。当たり前だけど、はまじにははまじの人生があって、小学三年生はその中の一時の思い出。衝撃的な教師・戸川先生との攻防戦や、人生の「つらい」からの逃亡、そのほか様々な出来事がコミカルに描かれていた。はまじ論炸裂。知っているはまじとは一味違う!2023/08/19
aloha0307
20
ちびまる子ちゃん でおなじみの”はまじ”こと浜崎憲孝さんが人生を振り返る...明るく元気でやんちゃなキャラクターだったが、実人生は登校拒否、両親の離婚、高校中退etc.~苦難の連続でした。性の目覚めの記述が秀逸(ここまで書いちゃっていいの??~とても好感を持った) 私もPlayboyを初めて買ったときのドキドキ!は忘れない(笑 浜崎さんを応援したくて調べてみたのですが...一昨年 ご逝去されていました(孤独死だったそうです)。静岡の方に向かって合掌...悲しいよ 寂しいよ...2025/01/21
みなみ
9
はまじのモデルになった人が亡くなったとニュースで知り読んでみました。結構大変な人生を歩んでいたのだなと思いました。さくらももこの実際のお爺さんは実物は漫画と全然違うと、ももこさんがエッセイで語っていたので、お爺さんもだけど戸川先生も、ももこさんは理想の人物を描いていたのだなと実感しました。2023/08/25
クィンティッルスもどき(emakaw)
8
ちびまる子ちゃんの漫画の設定について「実は…」とあのはまじが語っていきます。また、ちびまる子ちゃんの話の後、その後についての話もあります。私はそこまでちびまる子ちゃんを読んでいませんでしたが、全然楽しめました!2023/01/19
ヨシ
8
カニエイとかワタ等がちびまる子ちゃんに登場したらいいなと思った。愛されキャラのはまじだとばかり思ったが現実は苦難の人生ギャップが激しい。2022/12/30
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