内容説明
歴史は呪いの連鎖でできている?歴史の因果が悲劇を招く。
目次
1章 災害がもたらす悲劇(一夜にして街を消滅させた ヴェスヴィオ山の噴火;海洋国家ポルトガルを没落させた リスボン大地震 ほか)
2章 特異な文化・思想(古代から世界中で行われてきた いけにえ;100日間続いたショー コロッセオの「死のサーカス」 ほか)
3章 疫病との戦い(第一次世界大戦を終わらせ次の大戦の引き金になった スペイン風邪;何度もパンデミックを起こす コロナウイルス ほか)
4章 人をとりまく環境の異変(日本の政治・経済を大きく変えた 養和の飢饉;産業革命の頃から続く ロンドンスモッグ ほか)
5章 人間同士の争い(人種差別を制度として認めていた アパルトヘイト;植民地支配が生んだ悲劇 100万人のジェノサイド ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすみ
1
呪われたなんていうタイトルだからちょっとオカルト的な内容も期待していたが、至って普通に天災人災、戦争流行り病等の話でした。これはこれで勉強になる。人間が生まれなきゃ呪いなんておきようがないから、呪われてるっちゃ呪われているのかも2024/03/07
Masa03
0
いや、そうじゃないんだよ。 陰謀論に傾いたわけでもなんでもないものの、呪術が世界史に与えた影響とか、そんなことを(若干)期待して読んでみたものの、まったく違う内容だった。 いや、読みたかったのはそうじゃないんだよ。 病原菌・ウイルスとか、戦争とか、環境破壊とか、世界史がいかに呪われているか、というのを言いたいのかな、このタイトルは。 期待外れでした。 そして、ちょこちょこ出てくる間違い。 この本を書いた人たちが何者かはわからないものの、本を書くなら「神は細部に宿る」ので、もう少し調べてほしいです。2024/04/30
0
★★★ 歴史上で起こったさまざまなジャンルの物事が広く知れる本。ただ一つ一つの内容は浅い5ページ前後で収められている為物足りなさがある。あと、誤字脱字が散見されやや気になった。2021/12/04