感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
100
戦前、当然ながらまだ生まれていない時代。読んでみると対象から昭和初期にかけてモダンで、エログロナンセンスが渾然一体となっていた時代なんだなあ。面白いのはやくざの親分が国会議員をいていたり、カフェや女給という人の仕事は思い描いていたものとは違ったこと。公娼制度があって国のお墨付きの売春街があったこと(今でも吉原や飛田は、有名)。あまり型苦しい本ではないので掘り下げたいときは別の本も読んでみると良いかも。図書館本 2023/02/11
Willie the Wildcat
61
グレーゾーンの多様性。法律的、経済的、技術的繁栄の過程と過渡期。迎える大戦への暗雲を暗示する格差と弾圧の黒い影。GNPや貿易黒字、そして是清御大の活躍の明。対照的な残飯屋や三種類の物乞いなどの暗。麻布・四谷・神田・赤坂、これらの共通項には驚いた。ケンタ、ツブ、そしてヒロイ。解説に納得感はあるが、ここでも格差。一方、学歴競争と離婚率。言葉そのものは現代でも耳するが、その中身の違いが時代を反映。確かに教科書には載っていないし、載らないだろうなぁ。2018/12/09
kinupon
50
戦前の生活史が描かれていて、ためになるかな。面白かったです。2020/07/04
detu
44
うーん・・・それなり。わりと知ってる事が多かったです。ほいでもまあ、教科書にはのらんわなあ。新聞の広告コピーに・・・2016/04/17
ちさと
32
戦前の日本の日常生活が知れるのか!と期待してしまうタイトルのネタ本。Wikipediaを少し詳しくしたような、歴史好きにはちょっと物足りない1冊。でも逆に、政治、経済、芸能、食、軍事と、色んな視点から少しずつ明治〜昭和初期の日本を眺めることができ、読みやすいとも思う。戦前のサラリーマンのモテぶりや、憧れのマイホーム価格、過酷で激しい受験戦争などが紹介される一方、貧民窟で生きる下層社会の人々や国家権力による思想弾圧の項目もあり、多様で、雑多で、充実した躍進と暗黒の二面を持った時代だったことが分かる。2026/07/20




