内容説明
特別な装備やスキルを必要とせず、誰でも気軽に行くことができる。それなのに、人がいない―旅行代理店やガイドブックでは分からない、本当の秘境を目指す。
目次
1章 深い緑に覆われた秘境(“知られざる巨大原生林”芦生の森;“山奥に残る歴史の始点”別子銅山;“吊り橋と落人の里”五家荘;“いまだ手つかずの世界”青木ヶ原樹海)
2章 人の気配が残る秘境(“朽ちかけた人々の軌跡”旧東青山駅;“高層建築にかたどられた無人島”軍艦島;“ダムに沈みゆく地”深沢峡;“死者のための秘境”恐山;“むき出しになった山肌”日本キャニオン)
3章 命がけの秘境探検(“鎖だけが頼りの崖っぷち”耶馬渓;“毒ガスに覆われた秘境”川原毛地獄)
著者等紹介
鹿取茂雄[カトリシゲオ]
昭和52年生まれ。会社員。薬品メーカーに勤務し、研究開発業務に従事。酷道の趣味をきっかけに、廃墟や事件現場にも興味を持つようになった。酷道巡りと廃墟探索、事件・事故現場へ急行することがライフワークになっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
39
酷道がおもしろかったので秘境も手に取ってみました。白黒で残念。だらだら旅をそのまま実況している感じでわたしはたのしみましたが、人によってはイライラする文体かもしれません。青木ヶ原珠海は著者よりもう少しディープに探検したことがある自分ですが、後は全て負けました、すご~い!2023/05/26
こきゃり
7
うーん。作者がケチ。駐車場代くらい払えばいいのに。入場料が安くて嬉しいとか・・・。安いのはいいことじゃないよ。それに不法侵入して一人で遭難したらどうするんだろう。この人の命はどうでもいいけど救助隊も危険だしそのお金は税金じゃないの? 飯が不味いだのなんだのと・・・。どう考えても不法侵入はダメだと思います。秋田行ってみてぇぇぇ2021/01/25
ほわわん
5
樹海のくだりがあったので購入した死ぬ前の人々が自動販売機で水を買うというところになんだか物悲しさが死体がバラバラになるというからには、女性にはあまり選択されない死に方だろう。立派な五体満足の男性がそこに行く事の責任を社会はどこまで考えるのか。2016/11/06
風鈴
3
時折読む本。色んな場所に無邪気に訪れる雰囲気が癖になりますね。2021/05/22
あにき
2
再読。再編集ものなので、記事によっては再々読感アリ❗2016/11/03
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- 和書
- 二人の女王 創元推理文庫