小島信夫とは誰か―再帰するテクストあるいは憑在論の方へ

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小島信夫とは誰か―再帰するテクストあるいは憑在論の方へ

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  • サイズ B5判/ページ数 629p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784801010017
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

出版社内容情報




【目次】

内容説明

全長篇と初期主要短篇を読み解く。風刺を交えた笑いや戦争体験を描いた初期から、『抱擁家族』に代表される家族小説の時期を経て、『別れる理由』『菅野満子の手紙』『寓話』以降の実験的な色彩を強めていった後期にいたる作家のキャリアを通じて何が変わり、何が変わらなかったのかを読み解き、作家の全体像を明らかにする。

目次

第一部 小島信夫の戦後 あるいは昭和(唱和)から平成(平静)へ(公園で啼く あるいは「公園」を笑う―初期小説について(1)
「ルーツ」を「笑う」 あるいは「テクスト」が「笑う」―初期小説について(2) ほか)
第二部 「家族」をめぐる物語(妻の死に至る「病」 あるいは「生き」続ける家族―「抱擁家族」(一九六五・昭和四〇)を読む
細分化してゆく力と統合してゆく力―「別れる理由」(一九八二・昭和五七)を読む(1) ほか)
第三部 テクスト化する小島信夫 あるいは小島信夫の「唱和」(「女流」とは誰か、何か―「女流」(一九六一・昭和三六)を読む
「墓碑銘」とは誰の名前か―「墓碑銘」(一九六〇・昭和三五)を読む ほか)
第四部 「私」をめぐる物語(「ルーツ」のルーツをめぐる物語―「美濃」(一九八一・昭和五六)を読む「前書」
自己規定する「前書」 あるいは辿り着かない「ルーツ」―「美濃」(一九八一・昭和五六)の「前書」を読む ほか)
第五部 小島信夫の「平静」 あるいはテクスト化する家族(自らの言葉を「解釈」すること あるいは「他者」の希求―「静温な日々」(一九八七・昭和六二)を読む
「記憶」を「小説」にする力―「うるわしき日々」(一九九七・平成九)を読む(1) ほか)

著者等紹介

疋田雅昭[ヒキタマサアキ]
1970年、兵庫県に生まれる。立教大学大学院博士課程修了。東京学芸大学教授。専攻は日本近現代文学・文化。特に近現代詩や現代文学に強い関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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