『南回帰線』物語―ヘンリー・ミラーと知られざるキリスト

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『南回帰線』物語―ヘンリー・ミラーと知られざるキリスト

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  • サイズ 46判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784801009370
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0098

出版社内容情報




【目次】

内容説明

新しいヘンリー・ミラー。ネルヴァル、ニーチェ、ベルクソン、ロレンス、バルザック、ロマン・ロラン、ヘッセ、そしてブラヴァツキー夫人の諸著作との対話のなかで次第に自己の探究、アポテオシス(人間の神化)の探究へと向かうミラーの姿を、『南回帰線』はもちろん、公刊・未公刊の諸作品、資料からノート、メモ、書簡の類までをも博捜しつつ活写する。従来のミラー像を覆し、未聞のミラー像を提示する。

目次

第一章 『南回帰線』の主題はなにか?
第二章 ブリキのヘンリー・ミラー―〈肉〉から〈からだ〉への推移
第三章 『南回帰線』の執筆が開始されたのはいつか?
第四章 ジェラール・ド・ネルヴァルとヘンリー・ミラー―『オーレリア』と『南回帰線』…「彼女」の変身
第五章 『南回帰線』という題名と古代星学―蟹座、山羊座、竜座をめぐって
第六章 「ニーチェの再来」としてのヘンリー・ミラー
第七章 最初の作品『切断された翼』をめぐって
第八章 怪力無双のサムソン・ラッカワナとしてのヘンリー・ミラー
第九章 自己としての「幸福な岩」、あるいはアポテオシスを主張するヘンリー・ミラー
第十章 ヘンリー・ミラーのD・H・ロレンス批判―個性化の実現・成就
第十一章 ヘレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキー夫人とヘンリー・ミラー―『沈黙の声』と『南回帰線』
第十二章 アメリカのバルザックとしてのヘンリー・ミラー
第十三章 ヘンリー・ミラーにおけるロマン・ロランとヘルマン・ヘッセ―知られざるキリスト
第十四章 ウェスタン・ユニオン電信会社退職後のヘンリー・ミラー
終章 ノーベル文学賞を目指したヘンリー・ミラー

著者等紹介

本田康典[ホンダヤスノリ]
1938年、熊本市に生まれる。早稲田大学大学院修士課程修了。宮城学院女子大学名誉教授。専攻、二十世紀英米小説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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