内容説明
世界を断片化する多焦点の表象―点描。鮮やかな色片に秘められた近現代の暴力性を、ダイナミックに描き出す。
目次
第一章 印象派―加速する時代の新しい表象
第二章 新印象派―『均衡』の倫理とアナーキズム
第三章 ポスト印象派―アヴァンギャルドの華になった点描
第四章 キュビスム―ベルクソン哲学と点描
第五章 アクション・ペインティング―プラグマティズムと点描
第六章 ポップ・アート―「偽物」と「虚構」の時代
第七章 現代の点描―名もなき生死に寄り添う
著者等紹介
加藤有希子[カトウユキコ]
1976年、横浜市に生まれる。現在、埼玉大学大学院人文社会科学研究科准教授。専攻は美学、芸術論、色彩論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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