出版社内容情報
現代フランスの政治と文学の起源へ
1900年頃、ドレフュス事件による激震のさなかにあった世紀転換期フランス。
文学理論の泰斗は、忘れ去られた保守派の批評家ブリュヌチエールを歴史の舞台に上げる。
ある知識人の著作や書簡をプリズムとして、危機の時代における文芸・宗教・政治の交錯を活写するミクロ・ヒストリー。
内容説明
現代フランスの政治と文学の起源へ。一九〇〇年頃、ドレフュス事件による激震のさなかにあった世紀転換期フランス。文学理論の泰斗は、忘れ去られた保守派の批評家ブリュヌチエールを歴史の舞台に上げる。ある知識人の著作や書簡をプリズムとして、危機の時代における文芸・宗教・政治の交錯を活写するミクロ・ヒストリー。
目次
序論
第1章 ユダヤのフランス
第2章 アメリカの印象
第3章 アンガージュマン
第4章 危険を冒す
第5章 ではカトリックのフランスなのか?
結論
著者等紹介
コンパニョン,アントワーヌ[コンパニョン,アントワーヌ] [Compagnon,Antoine]
1950年、ブリュッセルに生まれる。コレージュ・ド・フランス名誉教授。アカデミー・フランセーズ会員。専攻、フランス文学
今井勉[イマイツトム]
1962年、新潟県に生まれる。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。現在、東北大学大学院文学研究科教授。専攻、フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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