内容説明
肺病の地主夫人、御者、伐り倒される樹木の異なる死の有り様を描く短篇小説『三つの死』を読みながら、ロシア語の初級コースを終えた読者の読解力を中級レベルへと向上させる入門書。平明な訳文とともに、説明の省れやすい基本的な語彙と用法をふくめて丁寧に解説した注釈を付し、辞書不要で読みこなせるように導く。独習用に、また大学での中級以上の教科書・副教材として最適。初級既修者向け。
著者等紹介
桑野隆[クワノタカシ]
1947年、徳島県に生まれる。東京外国語大学大学院修了。東工大、東大、早大でながく教鞭をとった。専攻、ロシア文化・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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