日仏会館ライブラリー<br> レトリックとテロル―ジロドゥ/サルトル/ブランショ/ポーラン

個数:

日仏会館ライブラリー
レトリックとテロル―ジロドゥ/サルトル/ブランショ/ポーラン

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月28日 07時56分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 304p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784801008014
  • NDC分類 950.2
  • Cコード C0098

内容説明

言語表現の臨界点を提起したポーランを介して、戦前の文壇を代表する大作家ジロドゥと、新進気鋭のサルトル/ブランショとの知られざる応酬を明らかにし、戦後フランス文学の基調をなす言語観に迫る。

目次

1(八拍子のワルツ―ジロドゥ、サルトル、ブランショにおける批判的諸関係(一九三八‐一九四五)の分析
『ルクレチアのために』の今日的意義―暗闇のなかの手つかずの可能性
言葉、プロパガンダ、映画―ジャン・ジロドゥの言語観とその映画作品の関係
「限界‐体験」への誘惑―ジロドゥの演劇における女性の登場人物とアイデンティティの境界
ジロドゥのレトリック―「疑いも不安もないレトリック」(C=E・マニー)か?)
2(サルトルの考えるテロル―シュルレアリスムからネグリチュードへ;ある挫折の解剖学―ポーランとブランショのあいだのサルトル(一九四五‐一九五二)
ジャン・ポーランとブリス・パラン―言葉の形而上学をめぐって
常套句、あるいは、振動と揮発―ポーランからブランショへ
死と存在の空間へ向けて―モーリス・ブランショにおける二つのテロル
モーリス・ブランショの文学時評、ロートレアモンと小説の問題
感性の問題―三つの同時代小説、『選り抜きの女たち』、『嘔吐』、『謎の男トマ』をめぐる交叉的読解
シンポジウム「レトリックとテロル」の誕生について―「あとがき」に代えて)

著者等紹介

澤田直[サワダナオ]
1959年生まれ。立教大学教授(フランス語圏文学・思想)

ブランクール,ヴァンサン[ブランクール,ヴァンサン] [Brancourt,Vincent]
1966年生まれ。慶應義塾大学訪問教授(二十世紀フランス文学)

郷原佳以[ゴウハラカイ]
1975年生まれ。東京大学教授(フランス文学)

築山和也[ツキヤマカズヤ]
1966年生まれ。慶應義塾大学教授(十九世紀フランス文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

兵頭 浩佑

0
ここ最近はずっとこの本にかかりきりである。 正確にはこの本自体と、この本が呼び寄せた本が織り成す挑発的な継承関係と対立関係を一つ一つ全く個人的に布置し直している。 上空からの景色だけ書けば、ジロドゥを水源としたブランショとサルトルという二つの巨大な川がポーランという堰にいったん送られつつ、決定的に、しかし曖昧にまた別れていく。 この、高高度からの素描だけで既に圧倒的に不穏なこのダイヤモンド継承の形は、しかしそれだけで我々を撃墜してやまない魔の地帯と化している。てかなんつー本出してくれてんのマジで。2024/05/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21908236
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品