内容説明
詩人としてのみならず外交官としても活躍したポール・クローデル。駐日フランス大使として日仏文化交流の起点をつくり、日仏会館、関西日仏学館を創設させた大使の道のりを第一級の史料とともに辿り直す。「ヴィラ九条山」設立を通じて、そのクローデルの遺志を受け継いだ著者による充実のドキュメント。
目次
第1章 日仏会館
第2章 関西日仏学館
第3章 戦争とその影
第4章 ヴィラ九条山
付録1 在日フランス人レジスタン―ジャン=ピエール・オーシュコルヌ
付録2 日仏会館の建物の歴史
付録3 ヴィラ九条山二五周年―クリスチャン・メルリオとの対談
著者等紹介
ワッセルマン,ミッシェル[ワッセルマン,ミッシェル] [Wasserman,Michel]
1948年生まれ。東京藝術大学の客員教授、日仏会館研究員などを経て、関西日仏学館館長(1986~94年)、ヴィラ九条山館長(1992~94年)。立命館大学名誉教授(文化交流史)
三浦信孝[ミウラノブタカ]
1945年生まれ。中央大学名誉教授(現代フランス研究)
立木康介[ツイキコウスケ]
1968年生まれ。京都大学人文科学研究所教授(精神分析)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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