内容説明
冷戦時代、ソ連の全住民を瞬時に天国の救済へと送る“音響麻酔兵器”がアメリカで開発され…。平和な最終兵器をめぐる応酬をコミカルに描く表題作ほか、モスクワ・コンセプチュアリズムのアーティストにして小説家による、性愛の快楽と宇宙の虚無を讃え、忙しない資本主義社会を忘れて心地よい赤子の眠りに還る、優しいロシア・ポストモダン短編小説七編。
著者等紹介
岩本和久[イワモトカズヒサ]
1967年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、札幌大学教授。専攻は、ロシア文学、表象文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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