フィクションのエル・ドラード<br> レオノーラ

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フィクションのエル・ドラード
レオノーラ

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  • サイズ B6判/ページ数 552p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784801005389
  • NDC分類 963
  • Cコード C0397

内容説明

「わたしは馬、わたしは牝馬なの」イギリスの大富豪の一族に生まれ、“深窓の令嬢”として育てられたレオノーラは、幼い頃から動物と会話し、精霊が見える不思議なヴィジョンの持ち主。彼女の運命は、シュルレアリストの画家マックス・エルンストとの出会いによってめくるめき冒険へと投げ出される…不世出の画家レオノーラ・キャリントン(1917‐2011)の生涯を現実とフィクションのあいだに描きだした傑作長篇。二〇一一年に出版社セイス・バラルが主催する未発表の長編小説を対象とした文学賞、ビブリオテカ・ブレベ賞を受けた。

著者等紹介

ポニアトウスカ,エレナ[ポニアトウスカ,エレナ] [Poniatowska,Elena]
1932年、フランスのパリでポーランド王家に連なる父と、フランス生まれのメキシコ人の母のあいだに生まれる。1942年、第二次世界大戦の戦火を逃れてメキシコへ移住。1949年よりアメリカにてカトリック修道会が運営する学校に学ぶ。帰国後、秘書として働いた後、『エクセルシオール』紙でジャーナリストとしてのキャリアをスタートする。著名人へのインタビューをはじめ、ジャーナリストとしての活動のほかに、創作によって数多くの文学賞を受賞している。2011年、『レオノーラ』でビブリオテカ・ブレベ賞を受賞。2013年、セルバンテス賞を受賞。そのほかの作品に、『さようなら、神様』(1969年、マサトラン賞)、『ティニシマ』(1992年、マサトラン賞)、『天の肌』(2001年、アルファグアラ賞)などがある

富田広樹[トミタヒロキ]
1978年、北海道生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、北九州市立大学文学部准教授。専攻、一八世紀スペイン文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユーカ

16
メキシコでジャーナリストとしても活躍した著者が、実在のシュールレアリスト、レオノーラ・キャリントンから着想を得て、一人の芸術家の一生を小説とした。500ページの中にちりばめられた巧妙な仕掛けについてはここに書くことは憚られるが、ある意味、現実と虚構の狭間を揺蕩うように読まされる。それはファンタジーとかそういう類のものではなく、トリックアートの様相。技巧的な面白さとは別に、一人の人間の人生が詰め込まれた大作は、「どのように生きてきたのか」「どのように生きるのか」ということを読み手に力強く問いかけてくる。2021/05/07

のりまき

9
何とか読了しました。「耳ラッパ」はあんなに面白かったのに、このレオノーラに魅力を感じられませんでした。名前、名前、たくさんの名前。知ってて当然、実在の人物なんだからとでも言うように、次々に出てくる名前たちに追い付けなくて、辟易しました。楽しむには教養が足りません。2021/07/22

rinakko

8
“「不服従のマニュアルを書いているのです」” “追いかけてくる父親とマックスから逃れて、自分の人生を選び、自身の天性に、そして誰にもけっして理解されることのない苦しみに忠実となって、九二歳という年になってそれを忘れるのだ。” “チキに比べるならば、彼女は不思議の国のアリスだった。馬と言葉を交わし、シーが面倒を見てくれ、赤の女王が彼女を庇護した。” “(わたしのことだわ)レオノーラは思う。(誰が彼女を理解するというの? レメディオス、ただレメディオスだけがわたしを理解した)”2021/01/15

warimachi

3
ブルトンは嫌われものだなあ。2022/06/27

gibbelin

3
東日本大震災の年までメキシコでご存命だったんですね。ホドロフスキーとも交流があった。2021/03/13

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