評伝 ウィリアム・フォークナー

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評伝 ウィリアム・フォークナー

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  • サイズ A5判/ページ数 536p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784801004733
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0098

内容説明

アメリカ南部史研究の泰斗が、『響きと怒り』、『八月の光』で知られるノーベル賞作家の生涯を、両親の家系、黒人親族(シャドウ・ファミリー)との秘められた関係から明らかにし、その栄光と悲惨をあますことなく描き出した決定的評伝。待望の邦訳。

目次

第1部 家系(フォークナー家;大佐;バトラー家;逃走)
第2部 伝記(青年時代 一八九七‐一九一八;若き日の芸術家 一九一八‐一九二九;壮年期 一九二九‐一九五〇;探求 一九五〇‐一九五六;ヴァージニア時代 一九五六‐一九六二)
第3部 作品(フォークナー的宇宙;森の中の性;共同体;楽園)

著者等紹介

ウィリアムソン,ジョエル[ウィリアムソン,ジョエル] [Williamson,Joel]
1929年に生まれる。ノースカロライナ大学チャペルヒル校名誉教授。専門はアメリカ南部史

金澤哲[カナザワサトシ]
京都大学大学院文学研究科博士後期課程中退。京都大学博士(文学)。現在、京都女子大学教授

相田洋明[ソウダヒロアキ]
京都大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、大阪府立大学教授

森有礼[モリアリノリ]
名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程中退。現在、中京大学教授

梅垣昌子[ウメガキマサコ]
京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、名古屋外国語大学教授

田中敬子[タナカタカコ]
大阪市立大学大学院博士課程満期退学。リーハイ大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。名古屋市立大学名誉教授

松原陽子[マツバラヨウコ]
大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程修了。博士(言語文化学)

山下昇[ヤマシタノボル]
同志社大学大学院文学研究科修士課程修了。相愛大学名誉教授

山本裕子[ヤマモトユウコ]
同志社大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。コロンビア大学文学修士号取得。現在、千葉大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hryk

2
膨大な資料調査に基づいて曽祖父まで遡ってフォークナーを描く。本当に見てきたかのような書きぶり。アルコール依存症、女性への執着、人種差別についての場当たり的な態度が強調され、ノーベル文学賞受賞が運良くヨーロッパで紹介されたがゆえのほとんどまぐれ当たりであるかのような印象をも受けてしまう。とにかく面白い。2020/10/04

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