推移的存在論

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784801003842
  • NDC分類 111
  • Cコード C0010

出版社内容情報

ドゥルーズ、デリダ、フーコー、ラカンとともにフランス現代思想の一角を占め、カンギレムやカヴァイエスといった数理哲学の文脈や英語圏の議論をも参照しながら、数学と哲学を独自な形で一体にさせ、メイヤスーらに引き継がれる議論の素地を作った、アラン・バディウ。『存在と出来事』のエッセンスを閉じ込め、集合論・圏論を踏まえて〈数学とは存在論である〉と宣言する!

アラン・バディウ[アラン バディウ]
著・文・その他

近藤和敬[コンドウカズノリ]
翻訳

松井久[マツイヒサシ]
翻訳

内容説明

主著『存在と出来事』のエッセンスから出発して、集合論と圏論を携えてプラトンからカントまでを一挙に横断し、数学=存在論を宣言したバディウ哲学の転回点!

目次

プロローグ 神は死んだ
今日の存在の問題
数学とは思考である
超限―存在としての出来事
ドゥルーズの生気論的存在論
スピノザの閉じた存在論
プラトン主義と数学的存在論
アリストテレス的方向づけと論理学
論理学、哲学、「言語論的転回」
トポス概念についての初等的注解
論理学についての初等的な暫定的テーゼ
数の存在
カントの減算的存在論
群、カテゴリー、主体
存在と現れ

著者等紹介

バディウ,アラン[バディウ,アラン] [Badiou,Alain]
1937年、モロッコのラバトに生まれる。哲学者、作家

近藤和敬[コンドウカズノリ]
1979年、兵庫県に生まれ、福井県で育つ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、鹿児島大学法文学部准教授。専攻、哲学・哲学史

松井久[マツイヒサシ]
1972年、大阪府に生まれる。パリ・ナンテール大学博士課程修了(哲学)。現在、法政大学兼任講師。専攻、生命科学の哲学、生命科学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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渡邊利道

3
数学と哲学の関わりを、数学は存在論であるというテーゼを立てて、言語論的転回以後の哲学、特に分析哲学の数学=形式という例えばヴィトゲンシュタインの「数学は思考ではない」とか、ハイデガーの技術制御による計算としての数学という言明を背景も視野に入れた現在の情勢を批判して、哲学史を再検討しつつ論理学、集合論、圏論と議論を進めて、「超限ー存在としての出来事」とかいう話を持ってきてトポスから「多としての」存在論へと至る道筋を描く。2019/04/24

代拿邁人☆

1
哲学史的な背景を踏まえつつフランス現代思想からの分析哲学(というか言語論的転回)批判。神の死に関する話やドゥルーズ批判、プラトン、アリストテレス、スピノザ評、ハイデガーとの距離、圏論、トポス理論など読みどころいっぱいで面白かった。2024/12/19

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