出版社内容情報
われわれの「生」は「死」を必要としている。ハイデガーやリルケに立脚しながら,「死」が存在論的転回の契機となることを説きつつ,陰と陽,空虚と充溢,美と悪といった主題をめぐって展開する五つの「瞑想」。われわれの「生」と「死」を鼓舞する珠玉のエセー。
フランソワ・チェン[フランソワ チェン]
著・文・その他
内山憲一[ウチヤマケンイチ]
翻訳
内容説明
老子やリルケに立脚しながら、「死」が存在論的転回の契機となることを説きつつ、空虚と充溢、精神と身体、美と悪、といった主題をめぐって、展開する五つの「瞑想」。
目次
第一の瞑想
第二の瞑想
第三の瞑想
第四の瞑想
第五の瞑想
著者等紹介
チェン,フランソワ[チェン,フランソワ] [Cheng,Fran〓ois]
1929年、中国江西省南昌に生まれる。1948年に渡仏。詩人・小説家・書家。2002年にアジア系初のアカデミー・フランセーズ会員に選出される
内山憲一[ウチヤマケンイチ]
1959年、長野県に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、工学院大学准教授。専攻、フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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