カズオ・イシグロの世界

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カズオ・イシグロの世界

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784801003187
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0098

出版社内容情報

長崎から英国へと移り住み、「過去にしか《ホーム》をもたない」と評される小説家の、それ故にこそのアクチュアリティと多面性を縦横に読み解く。 

小池昌代[コイケマサヨ]
著・文・その他

阿部公彦[アベマサヒコ]
著・文・その他

平井杏子[ヒライキョウコ]
著・文・その他

中川僚子[ナカガワトモコ]
著・文・その他

遠藤不比人[エンドウフヒト]
著・文・その他

新井潤美[アライメグミ]
著・文・その他

藤田由季美[フジタユキミ]
著・文・その他

木下卓[キノシタタカシ]
著・文・その他

岩田託子[イワタヨリコ]
著・文・その他

武井博美[タケイヒロミ]
著・文・その他

内容説明

新ノーベル賞作家のすべて。長崎から英国へと移り住み、「過去にしか“ホーム”をもたない」と評される小説家の、それ故にこそのアクチュアリティと多面性を縦横に読み解く。

目次

声のなかへ、降りていくと(小池昌代)
カズオ・イシグロの長電話―『わたしを離さないで』で気になること(阿部公彦)
遡行するイシグロ―“ジャパニーズネス”と“イングリッシュネス”のかなたに(平井杏子)
廃物を見つめるカズオ・イシグロ―ゴミに記憶を託す(中川僚子)
とくに最初の二楽章が…―カズオ・イシグロの“日本/幼年期”をめぐって(遠藤不比人)
カズオ・イシグロの小説における「顔のない」語り手たち(新井潤美)
カズオ・イシグロの声をめぐって(藤田由季美)
カズオ・イシグロにおける戦争責任―「信頼できない語り手」が語る戦争(木下卓)
映像にイシグロはなにを見るか(岩田託子)
カズオ・イシグロ書誌(武井博美編)

著者等紹介

小池昌代[コイケマサヨ]
1959年、東京都生まれ。津田塾大学国際関係学科卒業。詩人、小説家

阿部公彦[アベマサヒコ]
1966年、横浜市生まれ。ケンブリッジ大学大学院博士課程修了。Ph.D.東京大学准教授(英米文学)

平井杏子[ヒライキョウコ]
1946年、長崎市生まれ。昭和女子大学英文科卒業。昭和女子大学名誉教授(英文学)

中川僚子[ナカガワトモコ]
1957年、広島市生まれ。津田塾大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。聖心女子大学教授(イギリス文学・文化)

遠藤不比人[エンドウフヒト]
1961年、東京都生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(一橋大学)。成蹊大学教授(イギリス文学・文化、文化理論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shikashika555

20
どなたかの感想で「わたしを離さないで」のキャシーのテープはどうして失くなったのか、という問いの答えを探したくて手に取った本。 答えはなかった。 ノーフォークの土地でテープを「見つけた」こともとても不思議だのに、その問いを目にするまで私は カズオ・イシグロの世界だからなあ…くらいにしか思ってなかった。 あの、現実と空想のあわいを行き来する ファンタジックで優しいけれど、信用ならない世界独特の よくある齟齬、くらいにしか思ってなかった。 本当は、どうして あのテープはなくなってしまったんだろう? 2019/11/29

ophiuchi

12
この評論集を読んで、なぜカズオ・イシグロに惹かれるのかが少し分かった。娘は大学の教育学部英語学科の卒業論文をカズオ・イシグロで書いたらしい。機会があったらどんな内容だったのか聞いてみよう。2018/03/30

マカロニ マカロン

11
個人の感想です:B。『わたしを離さないで』読書会の参考資料。本書は全体を統括する監修者はおかず、英文学者、小説家10人による魅力、視点、研究、評論をまとめたもの。『わたしを』について長電話という視点で、キャシーが読んでいた『ダニエル・デロンダ』(ジョージ・エリオット)に関しての分析は役に立ちそう。ゴミという視点から『わたしを』を読み解く論考も、映画でも象徴的な場面だっただけに興味深かった。イシグロ作品で言われる「信頼のおけない語り手」論もあるが、『日の名残り』は肯けるのだが、『わたしを』では少し疑問を持つ2024/10/09

takao

2
ふむ2023/03/26

mick

1
同じ作品を読んでこうも着眼点が違ってくるのか。その先にある作品解釈、影響、感動なども人それぞれ、また同一人物であってもその時々で変わるだろう。普遍性と特異性が共存するような作品には深さや広さがある。優れた作品の特徴だ。2018/03/14

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