出版社内容情報
代表作『抱擁家族』を読みほどく評論、小説の胎動を秘めた言葉の数々を振り返るエッセイを収め、小島信夫文学の沃野を見はるかす。現実の渕から生の深奥へと錘鉛を下ろす代表作『抱擁家族』を読みほどく評論、ともに過ごした日々、小説の胎動を秘めた言葉の数々を振り返るエッセイ、さらには発掘対談を収め、小島信夫文学の沃野を見はるかす。
青木健[アオキケン]
著・文・その他
内容説明
現実の渕から生の深奥へと錘鉛を下ろす代表作『抱擁家族』を読みほどく評論、ともに過ごした日々、小説の胎動を秘めた言葉の数々を振り返るエッセイ、さらには発掘対談を収め、小島信夫文学の沃野を見はるかす。
目次
1 『抱擁家族』をめぐって
2 小島信夫の文法(小島信夫の文法;「階段のあがりはな」について;未完の相貌;『抱擁家族』の時代 ほか)
3 謎の人(小島さんの「初心」;物語るということ;追悼文の恐さ;笑顔の不在 ほか)
4 四十年後の『抱擁家族』(小島信夫×青木健)
著者等紹介
青木健[アオキケン]
1944年、京城生まれ。作家、文芸評論家。名古屋大学法学部卒業。愛知淑徳大学非常勤講師(教授格)。1984年、「星からの風」で新潮新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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