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出版社内容情報
《88年に及ぶ英雄的独立戦争の末、1898年にアレパは独立国となった。独立戦争最後の生き残りで、《独立戦争の英雄少年》として名高い陸軍元帥ドン・マヌエル・ベラウンサランが大統領を務め、憲法上最後となる四期目を全うしつつある。》
恐怖政治で権力を掌握する独裁者が治める国アレパの《真の独立》は成し遂げられるのか? 陰謀、クーデター、暗殺計画…… さまざまな思惑が入り乱れるハードボイルド小説さながらの「政治喜劇」
ホルヘ・イバルグエンゴイティア[ホルヘ イバルグエンゴイティア]
著・文・その他
寺尾隆吉[テラオリュウキチ]
翻訳
内容説明
恐怖政治で権力を掌握する独裁者が治める国アレパの“真の独立”は成し遂げられるのか?陰謀、クーデター、暗殺計画…さまざまな思惑が入り乱れるハードボイルド小説さながらの「政治喜劇」。
著者等紹介
イバルグエンゴイティア,ホルヘ[イバルグエンゴイティア,ホルヘ] [Ibarg¨uengoitia,Jorge]
1928年、メキシコのグアナフアト生まれ。母子家庭に育ち、母の願いで最初はエンジニアを志したものの、中退してメキシコ国立自治大学で文学を専攻、ロドルフォ・ウシグリに師事して劇作を手掛けた。六〇年代から長編小説の執筆に乗り出し、『八月の閃光』(1964年、カサ・デ・ラス・アメリカス賞)と『ライオンを殺せ』(1969年)の成功でスペイン語圏に名を知られる。売春宿での殺人事件を取り上げた問題作『死んだ女たち』(1977年)や『二つの犯罪』(1979年)でメキシコ文壇に揺るぎない地位を確立した後、七〇年代末にはパリへ移り住んで創作に打ち込むとともに、『エクセルシオール』紙や『ブエルタ』誌に寄稿を続けた。83年に飛行機事故で死去
寺尾隆吉[テラオリュウキチ]
1971年、愛知県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。現在、フェリス女学院大学国際交流学部教授。専攻、現代ラテンアメリカ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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