印象・私・世界―『失われた時を求めて』の原母体

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784801002586
  • NDC分類 950.28
  • Cコード C0098

出版社内容情報



武藤剛史[ムトウタケシ]
1948年、埼玉県に生まれる。京都大学大学院博士課程中退。現在、共立女子大学文芸学部。専攻、フランス文学。主な著書に、『プルースト 瞬間と永遠』(1944、洋泉社)がある。

内容説明

プルーストの視点に立つ試み。

目次

序 プルーストをどう読むか
第1章 プルーストの視点に立つ(ギュスターヴ・モロー論;ラスキン論(1)偶像崇拝 ほか)
第2章 印象―無意志的記憶、謎めいた印象(無意志的記憶と芸術;印象の根源に立ち返る ほか)
第3章 物語―恋愛・スノビズム(ふたつの自己の関係;就寝のドラマ ほか)
第4章 小説の構造―無名の「私」(一人称の語り;内部の世界 ほか)

著者等紹介

武藤剛史[ムトウタケシ]
1948年、埼玉に生まれる。京都大学大学院博士課程中退。現在、共立女子大学文芸学部教授。専攻、フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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七草奈々子

1
あまりにも引用が多い。〈今〉という分析項も(西田幾多郎に引き寄せられただけのものであり)過剰に見える。分析項としての「内部の世界」は興味深いし、実際重要なのだろうが、第四章においては「主観的世界」「内部の世界」の世界としての境界付けも上手くいっていないように思われる。2018/11/17

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