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パルティータ
群島‐世界論―パルティータ〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 520p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784801002524
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0010

出版社内容情報

このヴィジョンを羅針盤として、〈全-世界〉の島々にいまも息吹く〈ことば〉〈文化〉〈記憶〉と出遭うために航海におもむくこと。近代世界を支配する大陸的な原理から離れ、一元化された歴史と地理によって囲い込まれた時と場所を解き放ちながら、〈海〉と〈群島〉のヴィジョンによって世界をあらたに認識し、接続するための方法論の更新をめざした著者のはるかなる思想的到達点。〈群島-世界〉なる未知の水平線をめざす、謎を孕んだ冒険的大著。

今福龍太[イマフクリュウタ]
著・文・その他

目次

デルタの死者たち
時の疾走
浦巡りの奇蹟
南の糸、あるいは歴史の飛翔力
二世の井
メランコリーの孤島
種の起源、“私”の起源
名もなき歴史の子供
誰でもない者の海へ
薄明の王国
ブラジル島、漂流
私は舌である
音楽の小さな環
一九二二年の贈与
言語の多島海
イデアとしての鯨
痛苦の規範
ハヌマーンの地図
白熱の天体
私という群島

著者等紹介

今福龍太[イマフクリュウタ]
文化人類学者・批評家・1955年、東京に生まれ、湘南で育つ。一九八〇年代初頭よりメキシコ、キューバ、ブラジル、アメリカ南西部に滞在し調査研究に従事。サンパウロ大学、サンパウロ・カトリック大学などで客員教授を歴任。現在、東京外国語大学大学院教授。2002年より奄美群島において巡礼型の野外学舎「奄美自由大学」を主宰。著書に『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』(みすず書房、2016年。読売文学賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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