内容説明
精神分析における「自由連想」のように、複数の深淵を飛び越えながら、規範化された文学像を解体する、新たな想像/創造の試み。
目次
(イスキア島)
小説『世界のすべての朝は』で削除された冒頭の場面
幸福な人生
聖地の場所について
ボージュの妻
イヌサフラン
地上の匂い
想像のおよばぬ抱擁
近江の国守の物語
しぶとい差異〔ほか〕
著者等紹介
小川美登里[オガワミドリ]
1967年、岐阜県に生まれる。カーン大学にて博士号取得。現在、筑波大学人文社会系准教授。フランス現代文学を専門とし、ジェンダー、音楽、絵画などに関心をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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