出版社内容情報
山口県庁、同志社女子大等の公共建築を手がけ、アール・ヌーボー、セセッションのデザインをとりいれた近代日本を代表する建築家評伝山口県庁、同志社女子大等の公共建築を手がけ、アール・ヌーボー、セセッションのデザインをとりいれた近代日本を代表する建築家評伝
谷藤史彦[タニフジフミヒコ]
内容説明
山口県庁、京都大学、同志社女子大学などの公共施設をはじめ、数多の作品を残し、明治末期の欧州留学後アール・ヌーヴォー、ウィーン分離派などの新しいデザインを日本に紹介した関西近代建築の父の軌跡をたどる。
目次
第1章 武田五一的な装飾のスケッチ(ヨーロッパ留学中の装飾研究;パターン・デザイン(テキスタイル・壁紙・タイル) ほか)
第2章 装飾とアール・ヌーヴォー(ヨーロッパ留学の謎;京都赴任の真相 ほか)
第3章 茶室とプロポーション論(卒業論文「茶室建築」;その後の茶室研究 ほか)
第4章 図案とフランク・ロイド・ライト(京都高等工芸学校と浅井忠;図案学のはじまり ほか)
第5章 意匠とスパニッシュ様式(京都帝国大学建築学科と意匠設計;構造と意匠 ほか)
著者等紹介
谷藤史彦[タニフジフミヒコ]
1955年、岩手県に生まれる。早稲田大学第二文学部卒業。京都大学大学院にて博士(人間・環境学)を取得。現在、ふくやま美術館特任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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