内容説明
“絵画の解体”後の絵画へ。戦後の日本美術において、ひとり屹立し“Work”、“Still Life”、“Color”などのシリーズ作品をはじめ5000点もの作品を遺した異才の制作の過程、作品の変遷を、画家、美術批評家、学芸員らが多角的視点から考察し、その実像を剔出する。
目次
山田正亮の仕事
二つのヴォリューム
ネガティヴ・スペースについて
その今日的可能性
著者等紹介
松浦寿夫[マツウラヒサオ]
1954年、東京都に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。現在、東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。美術批評家。画家
中林和雄[ナカバヤシカズオ]
1961年、大阪府に生まれる。京都大学大学院美学美術史学科修士課程修了。現在、東京国立近代美術館副館長
沢山遼[サワヤマリョウ]
1982年、倉敷市に生まれる。武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程修了。美術批評家
林道郎[ハヤシミチオ]
1959年、函館市に生まれる。コロンビア大学人文科学研究所美術史学科博士号取得。現在、上智大学国際教養学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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