内容説明
バタイユの第一作「ランスのノートル=ダム大聖堂」。建築をめぐるこのテクストを永遠に抹殺し続ける事、それこそがバタイユにとっての「書く」という事だった…。ベルナール・チュミなど「脱構築主義」の建築家たちにも絶大な影響を与えた、反建築論。バタイユ研究の必携書。
目次
ヘーゲル的構築物(単純な始まり;ヘーゲル的構築物;バベルの塔;象徴)
建築の隠喩(ランスのノートル=ダム大聖堂;バタイユについて;建築の隠喩;神学大全;「建築」という項目)
迷宮、ピラミッドそして迷宮(迷宮とピラミッド)
帝王切開(未完了;肉屋;「松果体の眼」;帝王切開)
「人生の日曜日」
著者等紹介
オリエ,ドゥニ[オリエ,ドゥニ] [Hollier,Denis]
1942年、ヴェルサイユに生まれる。現在、ニューヨーク大学教授。専攻、二十世紀文学。バタイユの全集や「社会学研究会」のテクストの編纂を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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