内容説明
人間の心身の健康を維持するものは何か?「健康生成」の理念を実践し、幼児期から若者への健全な発達をうながす統合的・持続的教育法。ドイツのヴァルドルフ(シュタイナー)学校連盟/幼稚園連盟の共同出版による幼児教育の基本指針。
目次
第1章 個性を中心に(教育と人間形成―人間の自由に到る途上の諸段階;子どもの教育と自己形成 ほか)
第2章 幼児期の学習とその特性(幼児期の学習の特性;環境の教育的形成―秩序と信頼性 ほか)
第3章 学校の学習への移行―適切な時期はいつか?(六歳児の遊びと社会行動;知的早熟と解離 ほか)
第4章 学校での最初の数年間(暗黙的学習から明示的学習へ;心の暖かさのなかで学ぶ ほか)
著者等紹介
パツラフ,ライナー[パツラフ,ライナー] [Patzlaff,Rainer]
教授、博士。ゲルマン文学、ギリシャ文学、哲学を学び、ベルリン自由大学研究助手、ギムナジウム教師などを経て、シュトゥットガルトの自由ヴァルドルフ学校高等部教師、ヴァルドルフ教育ゼミナール講師を歴任。IPSUM(教育・感覚・メディアエコロジー)研究所所長。ボン郊外アルフターのアラヌス大学にて「子ども時代教育」の教鞭をとる。同大学名誉教授
ザスマンスハウゼン,ヴォルフガング[ザスマンスハウゼン,ヴォルフガング] [Sassmannshausen,Wolfgang]
博士。長年にわたりヴァルドルフ教育のさまざまな施設で活動。特に社会福祉教育(Sozialp¨adagogik)専門学校の指導者を務めた。現在、ヴァルドルフ幼稚園連盟における教員養成/研修に関わり、世界各地の幼稚園や教員養成機関へ助言を行っている
入間カイ[イルマカイ]
1963年、鎌倉市に生まれる。現在、那須内海学園那須みふじ幼稚園理事長・園長。一般社団法人日本シュタイナー幼児教育協会代表理事。ゲーテアヌム医学セクション外部研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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