批評の小径<br> 夢かもしれない娯楽の技術

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批評の小径
夢かもしれない娯楽の技術

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784801000582
  • NDC分類 954
  • Cコード C0097

内容説明

コルビュジエ風DIYのすすめ、クラシックカーへの偏愛、億万長者になる方法、市バスの生態学、旅行記、戦争論、ロボット社会で生き延びる道…現実と虚構のあわいで軽やかに綴られたエッセイを、「くらす」「でかける」「まなぶ」の三部に収録。ささやかな日々の暮らしをとびきり贅沢に過ごすための、突拍子もないアイディアが満載!

目次

第1部 くらす(極小サイズのアパルトマン;読者への回答;アパルトマンを見つけてしまって… ほか)
第2部 でかける(乗合バス;一九〇〇年風のバカンス;まだ新車を買うなんて! ほか)
第3部 まなぶ(民衆の知恵についての監督官=発行人への手紙;超重要問題ならびにその他もろもろについての監督官=発行人への手紙;道徳的等式についての監督官=発行人への手紙 ほか)

著者等紹介

ヴィアン,ボリス[ヴィアン,ボリス] [Vian,Boris]
1920年、パリ郊外のヴィル=ダヴレーに生まれ、1959年、パリに没する。作家、詩人、翻訳家、ジャズ・トランペット奏者、シャンソン歌手など多彩な方面で活躍した。パリ中央工芸学校を卒業後、技師として勤務するかたわら、旺盛な創作・評論活動を開始。「脱走兵」を始めとするシャンソンの作詞や、ジャズ評論によっても知られる一方、作家としてはヴァーノン・サリヴァン名義による『墓に唾をかけろ』(1946年)で発禁処分をうける。文学作品が正当な評価を得たのは死後のことである

原野葉子[ハラノヨウコ]
1975年、広島市生まれ。京都大学大学院博士課程修了。現在、広島文教女子大学講師。専攻、二〇世紀フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きゅー

9
久しぶりに手にしたボリス・ヴィアンのこの1冊は小説ではなく、エッセイを纏めたもの。3部構成に分かれており、くらす、でかける、まなぶといったテーマで精選されている。先入観なしにページを開き、最初のエッセイ「極小サイズのアパルトマン」を読み進めると、そこにはカレル・チャペックを思い起こさせるユーモラスな文章。そして、Q&A方式で億万長者の素質があるか読者に質問したりとわりと好き放題。後半になると、ちょっとお腹いっぱいかなと思わされはしたけれど、それでも切れ味するどいエッセイをずいぶん楽しませてもらった。2015/01/16

保山ひャン

5
ボリス・ヴィアンがいろんな雑誌、新聞に書いた雑文が「くらす」「でかける」「まなぶ」に分類して収録されている。と、いうとちょっと洒落たエッセイなのかな、と思ってしまうが、中身はびっくり。まるでジャリ!コレージュ・ド・パタフィジックの機関誌に寄せた文もあるので、さもありなん、なのだが、これはすごい。今年最大の収穫かも。フランスでは肥溜めレベルに落ち込んでいる「SF」がアメリカでは文学の高みに引き上げられている、という記述に続いて、その「文学の高み」について「正確に言うと7メートル30センチです」とか書いてる。2015/03/25

うさうさありす

2
映画もされた『日々の泡』の作者として有名なボリス・ヴィアンの短編集。私にとって日々の〜以外は皆無だった著者が、意外にもユーモア溢れる作品を多く書かれていた事に驚きました。前半はやたらとお金にまつわる話が出て来るのですが、それがかえって著者の人間味あふれる一面を表しているようで、好感が持てました。本作で紹介されていた著者の他の作品も読んでみようかな。2014/12/16

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