内容説明
コルビュジエ風DIYのすすめ、クラシックカーへの偏愛、億万長者になる方法、市バスの生態学、旅行記、戦争論、ロボット社会で生き延びる道…現実と虚構のあわいで軽やかに綴られたエッセイを、「くらす」「でかける」「まなぶ」の三部に収録。ささやかな日々の暮らしをとびきり贅沢に過ごすための、突拍子もないアイディアが満載!
目次
第1部 くらす(極小サイズのアパルトマン;読者への回答;アパルトマンを見つけてしまって… ほか)
第2部 でかける(乗合バス;一九〇〇年風のバカンス;まだ新車を買うなんて! ほか)
第3部 まなぶ(民衆の知恵についての監督官=発行人への手紙;超重要問題ならびにその他もろもろについての監督官=発行人への手紙;道徳的等式についての監督官=発行人への手紙 ほか)
著者等紹介
ヴィアン,ボリス[ヴィアン,ボリス] [Vian,Boris]
1920年、パリ郊外のヴィル=ダヴレーに生まれ、1959年、パリに没する。作家、詩人、翻訳家、ジャズ・トランペット奏者、シャンソン歌手など多彩な方面で活躍した。パリ中央工芸学校を卒業後、技師として勤務するかたわら、旺盛な創作・評論活動を開始。「脱走兵」を始めとするシャンソンの作詞や、ジャズ評論によっても知られる一方、作家としてはヴァーノン・サリヴァン名義による『墓に唾をかけろ』(1946年)で発禁処分をうける。文学作品が正当な評価を得たのは死後のことである
原野葉子[ハラノヨウコ]
1975年、広島市生まれ。京都大学大学院博士課程修了。現在、広島文教女子大学講師。専攻、二〇世紀フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きゅー
保山ひャン
うさうさありす