内容説明
美術が“商品”であるとともに、未来への“贈与”であることを、未開社会における“クラ交換”、モースの『贈与論』、シュタイナーの経済理論等に拠りながら力強く主張しつつ、美術のみならず、政治・経済・文化のすべてが、社会そのものが、“芸術”であるような未来へ向けて、現在の腐朽した美術の在り方を根底から問い直す。
著者等紹介
白川昌生[シラカワヨシオ]
1948年、北九州市戸畑に生まれる。国立デュッセルドルフ美術大学卒業(マイスター)。美術作家。また、群馬県立女子大学、前橋工科大学等の講師を勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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