内容説明
「管子」「論語」「孫子」は人間学の真髄を説いて今も新鮮である。5兆円超の巨大企業JFEホールディングスを率いたトップが経営の指針としてきた東洋古典のバイブル三部作。
目次
第1章 その正しさゆえに歴代君主が恐れ密かに読んだ『管子』
第2章 二一世紀の世界のリーダーが手本とすべき管仲の言動
第3章 三〇〇年の時をかけ三〇〇〇人の弟子が叡智を集め仕上げた『論語』
第4章 孔子の息づかいが感じられる『論語』の読み方
第5章 戦わないことを最上とした兵法書『孫子』
第6章 人間学の極意書として読む『孫子』
著者等紹介
數土文夫[スドフミオ]
JFEホールディングス名誉顧問。昭和16年富山県生まれ。39年北海道大学工学部卒業後、川崎製鉄入社。常務、副社長を経て、平成13年代表取締役社長。最後の川崎製鉄社長として、NKK(日本鋼管)との経営統合によるJFEスチール設立を進め、15年初代代表取締役社長(CEO)就任。17年JFEホールディングス代表取締役社長(CEO)。22年相談役。23年日本放送協会経営委員会委員長、24年東京電力ホールディングス社外取締役、26年より同会長の要職も歴任。川崎製鉄では冶金技術者として多くの論文執筆と特許出願でも貢献。東洋古典に造詣が深いことでも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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