内容説明
人生の意義/読書の効能/仕事の進め方/生活態度/幸・不幸の捉え方/一日の意味/真の生き甲斐…読み継がれて八〇余年―不朽の名著、ダイジェスト版。
目次
第1講 人間と生まれて
第2講 志学
第3講 読書
第4講 人と禽獣と異なるゆえん
第5講 真実の生活
第6章 仕事の処理
第7講 誠
第8講 三十年
第9講 下坐行
第10講 最善観
第11講 世の中は正直
第12講 真面目
第13講 敬について
第14講 一日の意味
第15講 人生二度なし
著者等紹介
森信三[モリノブゾウ]
明治29年愛知県生まれ。大正12年京都大学哲学科に入学し、主任教授・西田幾多郎の教えを受ける。卒業後、同大学大学院に籍を置きつつ、天王寺師範学校の専攻科講師となる。昭和14年、旧満州の建国大学に赴任。敗戦により新京脱出。21年6月無事生還。28年、神戸大学教育学部教授に就任。35年、神戸大学退官。40年、神戸海星女子学院大学教授に就任。50年、「実践人の家」建設。平成4年逝去。「国民教育の師父」と謳われ、現在も多くの人々に感化を与え続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
n-shun1
1
致知出版社が選りすぐった15講。字も大きく余白も広いので読みやすい。読書,仕事の処理,誠,下座行,最善観,真面目は仲間とも必ず読むところ。若い人向けの良いセレクションだと思う。数が少ないからこそ繰り返し読むことが効果的だろう。はじめはよく分からなくてもそのうち自分の生活とも関連付いてくる。無印の修身教授録は全80講あり,内容の重複はあるが,話題は巾広く,授業の積み重ね(出会いから別れ)もある。最初から最後まで読んで読書であるという読書観を持つ人にとっては読了しやすい本書がお勧め。修身の世界に触れてほしい。2025/05/03
dexter4620
0
帯にある通り不朽の名作のダイジェスト版。昭和10年台に40代の著者が行ったとは思えないほど、現代にも活きる内容。本編を読む前に購入したが、理解を深める上でもこれは当たり。再読棚入りも決定するほどの良書でした。2024/12/11
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