内容説明
心の底から出た言葉は、聞き手の感動を呼び起こす。京セラ、KDDI、JAL。3つの世界的企業を率いた稀代の名経営者による珠玉の名言集。
著者等紹介
稲盛和夫[イナモリカズオ]
昭和7年鹿児島県生まれ。鹿児島大学工学部卒業。34年京都セラミック(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、平成9年より名誉会長。昭和59年には第二電電(現・KDDI)を設立、会長に就任、平成13年より最高顧問。22年には日本航空会長に就任し、27年より名誉顧問。昭和59年に稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった方々を顕彰している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かず
20
著者は京セラ創業者。その高潔な人柄は多くの信望を集めている。経営破綻した日本航空の再建にも起用されたことはその証左。そんな氏の名言を366日分集めたもの。これまでに活字化されていないものもあるそうで、ファンにはたまらないであろう。その言葉からは公正無私のお人柄を如実に感じ取ることが出来る。本シリーズの中でも屈指の読みやすさであり、最初の一冊にも良いだろう。私は本シリーズを全冊所有しているが、本著と京都大学元総長の平澤興氏のものをお勧めする。この手の本で養った志をもって、実践の伴う人になるのが今後の目標。2021/10/28
あつ子🐈⬛
11
積ん読消化。いわずと知れた名経営者でいらっしゃるし、よく売れてるし、と購入していたものでした。今回訃報に接し、そこはかとなく寂しく思いながら。誰かがこの世界からいなくなるというのは、本当に寂しい。2022/09/02
isao_key
7
日本人として最も尊敬を集め経営の神様と称され海外でも非常に高く評価された稀有な経営者だった。本書は一日ごとに2段に分けて短いながら氏の伝えたいことばが365日分書かれている。経営者は自ら失敗の責任を取らなくてはいけない点で、政治家や評論家とは大きく異なる。そのため発することばの数々にも強い覚悟や信念が貫かれていて迫力がある。経営する上での判断の基準に氏は「人間として正しいかどうか」を挙げる。また絶対にできないと言ってはいけない。難しい課題を前にしたら、まずは自分の無限の可能性を信じることだという。2022/10/20
☆ツイテル☆
5
フライヤー2021/10/27
645TJC
4
自らの道は、自ら切り拓くしかない。覚悟を持ち強く願い、日々少しでも向上する事で道は拓ける。全ては小さいことの積み重ね。 2024/10/29