内容説明
“捨て身で臨む人には不思議と勝機が訪れる”マネジメント・リーダーシップ・部下育成・人心掌握術…。現代ビジネス社会にもそのまま通用する古典名著の教え。
目次
第1章 武士道といふは、死ぬ事と見つけたり 捨て身で挑む人には不思議と勝機が訪れる(「武士道といふは、死ぬ事と見つけたり」―葉隠とは活私奉公の教科書である;「役儀をあぶなきと思ふは、すくたれ者なり」―社長解任を覚悟で言うべきを言ったアメリカ総本社での会議 ほか)
第2章 リーダーに求められるのは昔もいまも人間力、そして忍耐(「内々にては広言をいひて、事に臨みて違却する人あるべし」―リーダーの基本は常に“Walk Talk”である;「人の意見を申し候時は、益に立たぬ事にても、かたじけなしと深く請け合ひ申すべきなり」―異論異見を歓迎せよ ほか)
第3章 葉隠に学ぶ人を動かす気配りと知恵(「一度誤りこれありたる者を御捨てなされ候ては、人は出来申すまじく候」―最初の失敗は経験であり、二度の失敗は確認である、チャンスは三度与えよ;「人相を見るは、大将の専要なり」―採用は人柄で。スキルは訓練で。“Hire for character.Train for skill.”人柄は眼の光に表れる ほか)
第4章 人生を最期まで輝かせる葉隠の教え(「夢の間の世の中に、すかぬ事ばかりして苦を見て暮らすは愚かなる事なり」―葉隠の語る人生の極意は好きな事だけやって楽しめだ;「翌日の事は、前晩より案じ、書きつけ置かれ候」―すべての仕事の真髄は「備え十全」にあり ほか)
著者等紹介
新将命[アタラシマサミ]
1936年東京生まれ。早稲田大学卒。株式会社国際ビジネスブレイン代表取締役社長。シェル石油、日本コカ・コーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、フィリップなど、グローバル・エクセレント・カンパニー6社で社長職を3社、副社長職を1社経験。2003年から2011年3月まで住友商事株式会社のアドバイザリー・ボード・メンバーを務める。「経営のプロフェッショナル」として50年以上にわたり、日本、ヨーロッパ、アメリカの企業の第一線に携わり、今もなお、様々な会社のアドバイザーや経営者のメンターを務めながら長年の経験と実績をベースに、講演や企業研修、執筆活動を通じて国内外で「リーダー人財育成」の使命に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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