内容説明
易経に学ぶ人生の智慧、経営の極意。カリスマ講師が語る、はじめての人でも面白い易経講座。
目次
第1章 易経に学ぶ人生の智慧―中国古典としての易経(易経に学ぶ人生の智慧;古典の学び方にも変遷がある ほか)
第2章 乾為天・天の法則―龍の物語に学ぶリーダーの条件(龍の物語;潜龍の時代―「確乎不抜の志を打ち立てる」 ほか)
第3章 坤為地・地の法則―大地と牝馬に学ぶ大自然の智慧(大地に学ぶ大自然の智慧;リーダーたる者の役割と使命 ほか)
第4章 「陰陽」の原理原則―冬の時代は積極的に備える(十二消長卦と兆し;「乾為天」から「坤為地」へ―陽から陰への消長 ほか)
第5章 人生の智慧としての易経―天水訟、地水師、天雷无妄、風火家人、繋辞伝(「天水訟」―無益な争いを防ぐ智慧;「地水師」―組織を勝利に導くリーダーの条件 ほか)
著者等紹介
竹村亞希子[タケムラアキコ]
易経研究家。東洋文化振興会相談役。22歳より本格的に『易経』の研究を独学で始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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すみす
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易経の解説本のなかではおそらく一番面白く、ためになる書。代表的な卦が意味するところについては概ね理解できたような気にさせてくれる。著者の竹村亜希子氏はこれまでに何冊も易経の本を出版している第一人者。易経以外の古典に対する造詣も深くて引き出しが豊富。昔の人がいかに易経に影響を受け、生活の隅々まで易経に影響を受けているかについて驚かされた。そして、不変の価値というものが軽視されがちな現代において、易経はそれは違うと教えてくれる。易経は現代においても全く色褪せない価値があるということをあらためて認識させられた。2022/11/04
Yoritoku Nakagawa
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2500年以上も前の書物が現代にも通ずるということに驚いた。一経営者として説教を受けているようで、大変心に残る内容だった。2020/08/13