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内容説明
現代日本の進むべき道を二五〇年前に示していた男がいた―。
目次
序章 いまなぜ横井小楠か
第1章 横井小楠の国家構想
第2章 国家構想成立を阻むもの
第3章 国家構想を成立させる条件
第4章 教育こそが成否の要
第5章 時代と横井小楠
著者等紹介
田口佳史[タグチヨシフミ]
昭和17年東京生まれ。東洋思想研究者。日本大学芸術学部卒業。新進の記録映画監督として活躍中、25歳の時、タイ国で重傷を負い、生死の境で『老子』と出合う。以後、中国古典思想研究に従事。東洋倫理学、東洋リーダーシップ論の第一人者として活躍。大企業の経営者や経営幹部などからも厚い支持を得る。52年イメージプラン設立、代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Ryotaro Tsunekawa
3
横井小楠という人を知りたくて読み始めたが、ちょうどよかったように思う。年表的な情報はあくまでも従。政学一致についての問答の下りは、彼の生きた江戸末期よりもむしろ今の世において輝きを増すのではないか。横井の学問に対する批判の軸は為己か為人かにあったという。論語の言葉だが、省みて思うところ多し。勝海舟が、大西郷と横井だけはオソロシイと言ったということにも納得。横井小楠というひとをもっと知りたいと思わせてくれた。2020/01/15
長南 徹
3
国家を論じる際に、徳をもとにした基本的な政治を行おうとしたんだと思います。当時の幕末の混沌とした状況の中で、自分の意見に核心部をもって論ずる勇気は、今の私たちにも必要なことだと思う。2019/03/17
あっつ
1
・熊本じしゅうかんで学ぶ。保守に受け入れられず、福井、幕政改革へ ・国是7ヶ条は、時代を読み国力を強く、抜擢人事、転勤廃止など現在に通じる 大きな危機感があったのだろう 参勤交代廃止、妻子を国本へ、優れた考えの人を抜擢、多くの意見を聞きオープン、海軍を作る、貿易は幕府直轄 2023/07/09
snow
0
名前だけは知っていたが、改めて本を読んでみると、立派な思想をもったすごい人だったのだと思う。西洋の本質を見抜き、日本の進むべき道を示した思想。そしてそこに到るための具体的案も丁寧に説明されている。さらに教育についての問答も非常に示唆に富んでいて、じっくりと考えたい。2022/03/29




