目次
第1講 男の物語として読む『源氏物語』(四十年前に始まった『源氏物語』勉強会;『源氏物語』は男が読むべき「男の物語」 ほか)
第2講 結婚の歴史と愛の本質(不倫物語の誤解を生んだ昔と今の結婚観の違い;結婚の歴史―1・群れ婚 ほか)
第3講 『古事記』を読むと源氏がわかる(『古事記』に源流がある源氏の愛のあり方;リアルに描かれた男女の交わり ほか)
第4講 男は女性によって一人前になる(『歎異抄』に書かれた日本人の人間観・男女観;前世も後世も信じていた昔の日本人 ほか)
第5講 失われた母の愛を求めて(玄宗皇帝と楊貴妃の悲恋に自らの境地を重ねる;情景描写と心理状態が調和する ほか)
著者等紹介
境野勝悟[サカイノカツノリ]
昭和7年神奈川県生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、私立栄光学園で18年間教鞭を執る。48年退職。こころの塾「道塾」開設。駒澤大学大学院禅学特殊研究博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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