内容説明
円覚寺派管長がやさしく説く禅の極意、人生の知恵。
目次
第1章 自然に学ぶ(柳は緑、花は紅―大自然の教えを謙虚に学ぶ;六月松風を買わば、人間恐らくは価無からん―暑さの中に涼風を感じる ほか)
第2章 道を求める(法遠去らず―あきらめない、やめない、ここを去らない;刻苦光明必ず盛大なり―刻苦そのものこそが財産であり、光明である ほか)
第3章 いかに生きるか(破草鞋―人のためにはたらき尽くして朽ちていく;無功徳―いのちを何かのお役に立つように勤める ほか)
第4章 一念に生きる(千里同風―どこにいても心と心は通じ合う;一点梅花の蘂、三千世界香し―一念を貫くことが世界を変える ほか)
第5章 いのちを輝かす(形直ければ影端し―姿形を正せばこころも正される;人面は知らず何れの処にか去る、桃花旧きに依って春風に笑む―命の輝きに目覚める ほか)
著者等紹介
横田南嶺[ヨコタナンレイ]
昭和39年和歌山県生まれ。62年筑波大学卒業。在学中に出家得度し、卒業と同時に京都建仁寺僧堂で修行。平成3年円覚寺僧堂で修行。11年円覚寺僧堂師家。22年臨済宗円覚寺派管長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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