内容説明
全文をとことん読みやすくしました!上巻は158分で読めます(20代30代10人平均値)
目次
格言五則
処世と信条
立志と学問
常識と習慣
仁義と富貴
理想と迷信
著者等紹介
渋沢栄一[シブサワエイイチ]
1840~1931年。実業家。埼玉生まれ。一橋家に仕えて幕臣となり、パリ万国博覧会幕府使節団に加わり渡欧。維新後、大蔵省官吏を経て第一国立銀行を設立。各種の会社の設立に参画し、実業界の指導的役割を果たした。教育・社会事業にも尽力
奥野宣之[オクノノブユキ]
昭和56年、大阪府生まれ。同志社大学でジャーナリズムを専攻後、出版社、新聞社勤務を経てライターに。読書や情報整理などを主なテーマとして、執筆、講演活動などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夏を待つ帆
26
自身の人生、そして社会を良くするための考え方を、孔子の思想をもとに論じている。私も人間性を磨いて、将来成功したい。仮にそう思ったならば、「青年期」つまり、まさしく今を賢く生きていくことが必要である。2019/03/18
ue3104
4
渋沢栄一の論語と算盤をわかりやすく現代語に意訳している。上巻は自己修養編。 強固な意志の上に、聡明な智恵が加味され、情愛がこれを調節する。 悪いとわかっていても改めることができないのは、とどのつまり克己心が足りないのだ。 身に染みることばかり書かれている。2020/01/15
摩周
3
難しいことが書かれているのでは?と最初は思ったが、読んでいくにつれて、徳と金儲けは相反するモノではなく、両輪なのだ!と納得していく自分がいた。私でも「お金は汚いものだ」と教育を受けていたのに、それより前にこのようなことを世に出してたことにも感動。一人でできることは限られているから、志をもつ仲間を作り、自分が世に役立つことを広めていこうと決意を新たにできました。本当に読みやすい!致知出版さんに感謝です。2021/07/11
たなぼう
2
渋沢栄一さんが話しているようで、とても読みやすかった。内容も理想と現実のバランスがよく、なるほどと思えることがほとんど。2022/04/23
いーた
2
大河ドラマも兼ねて見ていますが最後の方のお祓いの話、ドラマで再現されてましたね笑 内容からも伝わってきますがあの激動の時代を生き抜いてきただけあって、心持ち然り考え方も熱が違いますね。孔子の言葉をふんだんに引用されていて、よほど感銘を受けたようですがなんだかこれを読んでる私も孔子の言葉を直に見たくなってきました。あとやはりこの人はドラマを見ても分かるように、持ってるなぁと思いました。2021/03/29