いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ
努力論

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  • サイズ B6判/ページ数 417p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800911094
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

全文をとことん読みやすくしました!193分で読めます(20代30代10人平均値)

目次

運命と人力と―運を引き寄せる最も確実な方法
着手の処―これを聞かなければ「学び」は始まらない
自己の革新―あなたが望む「新しい自分」のつくり方
惜福の説―幸せになりたいなら「福を惜しむ」ことだ!
分福の説―大きな成功をつかむために絶対に必要なこと
植福の説―世の中のために、あなたは何ができる?
努力の堆積―努力しないと「好きなこと」は実現しない
修学の四標的―「正しく」「大きく」「精密に」「深く」学べ
凡庸の資質と卓絶せる事功―「自分にとっての最高最善」を目指せ
接物宜従厚―実践すべき「助長」と、戒めるべき「剋殺」
四季と一身と―「季節の力」を利用して効率よく成長する
疾病の説―健康を望む私たちが学ばねばならないこと
静光動光―人生の最後まで成長を続けさせる「気の力」
進潮退潮―最高最善の結果を生む「張る気」の力
説気・山下語―万物の「気」を意識し、正しい人生をゆく

著者等紹介

幸田露伴[コウダロハン]
1867~1947年。小説家・随筆家・考証家。東京生まれ。本名、成行。別号、蝸牛庵など。明治22(1889)年『露団々』『風流仏』で名声を確立。尾崎紅葉と並ぶ作家となった。のち考証・史伝・随筆に新境地を開いた。第一回文化勲章受章

夏川賀央[ナツカワガオ]
昭和43年、東京都に生まれる。早稲田大学第一文学部卒。大手出版社など数社を経て独立。会社経営のかたわら、ビジネス書を中心に幅広い分野で執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

100
努力こそ人を幸福にする最善の道。露伴が会得した努力についての一冊。◆こんな時代だからこそ、必要な書。◆努力には『直接の努力』と『間接の努力』がある。直接の努力は、当面の努力で、目の前のことに対して一所懸命頑張る時。間接の努力は、準備段階における努力で基礎となり自分の源泉となる努力。◆「結果が出そうかどうか」によって努力をするしないを決めない/努力の結果が望み通りにならないのは、間接の努力が足りていないから。◆惜福:福を使い尽くさない/分福:自分が得た福を他人に分ける/植福:世の中に幸をもたらす福を植える。2020/03/08

k1nishi

2
努力の大切さを示した内容である。後半の「気」の話は難しいが、前半の惜福・分福・植福の幸福三説は興味深い。2016/08/16

寺さん

1
後半から”気”の話がたくさん書かれているが、正直わかりそうで、いま一つよく咀嚼できず14章中盤で一旦終了とした。この”気”をもっと他の表現に置換できないだろうか。総じて少し難しい内容であるため、またいつか再読し有用か否かの判断を下したい。2025/05/11

山茶花

1
十二分に歓を尽くせば尽くすほど、その状態はむしろ哀れで悲しい。なぜなら福を使い果たしてしまうからだ。だから出来るだけ福を取り尽くさないようにして、また使い尽くしてしまわないのが「惜福」だという。調子に乗って福を出し切らず三割残す程度に福を惜しまなければと思った。波に乗ってる時こそ足元を見ないと…。きっと一発屋は惜福してないんだろうなぁ。明石家さんまは運を使い果たさないために宝くじを絶対に買わないそうだ。なにか「惜福」と通じるものがあるのかもしれない。2018/12/06

ダンゴ☆ルッチ

1
無能唱元さんの本にも「緊張」と「弛緩」のことが書かれていたので、「張る気」「緩む気」のあたりは前回よりわかった気がします。それでもやっぱり後半は難しかったです。時を改めまた読み返します。2018/10/29

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