目次
第1章 資本主義の父といわれた二人の男
第2章 フランクリンの足跡―アメリカの資本主義の礎を築く
第3章 渋沢栄一の足跡―国家社会の為に此の事業を起こす
第4章 フランクリンの「十三徳」
第5章 渋沢栄一の『論語』
第6章 渋沢栄一とフランクリンから何を学ぶか
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
昭和35年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Wakisaka
1
渋沢栄一とフランクリンの生き様と生きる中で大切にしていた価値観について説明。ビジネス界での成功者の二人がこのような価値観を持って働いていたことに感銘を受けた。本当の成功者は人として最もまっとうな生き方をしている。「論語」「論語と算盤」「フランクリンの自伝」読もう。どれか一つが自分の人生の参考書になってくれるような気がする。2018/09/11
guncrazy25
0
★★★2016/11/29
長南 徹
0
当たり前の考えで当たり前の事をやり続ける。一番簡単だが、一番難しい。フランクリンは聖書に基づき、渋沢栄一は論語に基づき人生とビジネスを過ごした。私も会社人生が長くなったので、それなりに納得するものがあった。まずはフランクリンの13徳の中の「節制」から始める!!2016/08/07
お母さん
0
個人の幸せだけを追求するのではなく、公共のことを考え続ける、行動に移していく、というのはとても難しいことのように思われる。しかし、一人一人が少しだけ今より社会をよくしようと心がければ、世の中は良い方に向かっていくのかもしれない。 体もしっかり鍛えることが大事という作者の意見に同感。2023/12/23