1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
13
世界的な脳神経解剖医であり、京都大学総長を勤められた故平澤興先生の講話録第4巻です。本書を読んでやっと腑に落ちたことがあります。それは、「全ての存在に仁であるには」という問いに対する答えです。誰しもが相性がある中で、どうしたら他者を嫌わずに済むかということです。儒教を学び始めた頃、君子と小人との対比をこれでもかと見るにつけ、段々と人の嫌な部分を看過することができなくなりました。学ぶにつれ狭量になっていき、自分自身も嫌になり、仏教にシフトして救われ、今があるのですが、他者を批評する目が中々消えませんでした。2017/12/20
-
- 和書
- 過失犯犯罪事実記載要領