目次
第1章 運命を切り拓く
第2章 長たる者の心得
第3章 大成への道
第4章 志を遂ぐる道
第5章 心力を養う
第6章 人生の要訣
著者等紹介
藤尾秀昭[フジオヒデアキ]
昭和53年の創刊以来、月刊誌『致知』の編集に携わる。54年に編集長に就任。平成4年に致知出版社代表取締役社長に就任。現在代表取締役社長兼編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
21
4年ぶりの再読。30年目にして初めての業務を担当するにあたり、心に潤いを注入するために読書。昨日、『小さな○○シリーズ』の「経営論」を読んだ。1冊150頁程で短時間で読めるので『修養論3』も読もうと思っていたが、今日は本著でやめることにした。いくら読みやすいからといって、惰性のように読んでは意味がない。現に本著の感想を書こうにも、あまり内容が頭に残っていない。こういう本は、心が乾いた時に取り出して、乾土に水がしみこむように読まないと意味がないように思う。結局、印象に残ったのはまえがきの「無の精神」だった。2020/04/05
かず
5
この実利第一の功利的社会において、「高潔な生き方とは何か」ということを探求し、啓蒙されている稀有な出版社である致知出版社。その看板雑誌である「致知」の巻頭を飾る総リードの中から選りすぐりの文章を、全6章各章4項ずつ紹介しています。僅か150ページの小さな本ですが、中身がギュギュっと詰まった濃厚な本です。心に留まったのは次の文章でした。まず、「忠勤を尽くして至善と思う者は忠信に非ず。忠勤を尽くして報徳と思う者は忠信なり(二宮尊徳)」。次に、「君子、時中す」。何事もタイミングが大切です。次に「一刹那正念場」。2016/12/24
たっつん
3
致知出版社・藤尾氏が紡ぐ「小さな○○論」シリーズ。決して小さくない。今回は特に「人生の要訣」の章がズドンときた。「生と死を結ぶ一回をどう生きるか」=「使命」は何か。これが定まっているのとそうでないのとでは今を生きる心構えが違う。誰もが避けては通れないものだから、できるだけ早く見つけた方がよい。あとがきの道元の言葉「玉は琢磨によりて器となる~」も心に響く。常に自分を錬磨し続けなければならないし、いつ始めても決して遅いということはない。ただ今から。2015/11/07
白としろ
1
「一時間は一分が六十回。一日は一時間が二十四回。ひと月は一日が三十回。一年はひと月が十二回。十年は一年が十回。」「事の前に在りては怠惰 事に当たっては粗忽 事の後に於いては安逸 是れ百事成らざる所以なり。」「地味にコツコツ泥臭く。おれがおれがの“が”をすてて、おかげおかげの“げ”で生きる」「成功している人はみな、途中であまり道を変えていない。いろんな困難があっても志を失わず、最後までやり遂げた人が概して成功している。」2020/01/09
ちなつパパ
1
傍線を施し2016/01/23