悩んでいた母親が一瞬で救われた子育ての話

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  • サイズ B6判/ページ数 134p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784800910691
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0095

内容説明

小学校教師歴32年、1,000組以上の親子と対話を重ねてきた道徳指導のカリスマ教師が説く、実践的子育て論。

目次

第1章 しつけのツボを押さえる(子育ての大テーマは?;心のコップに水を貯める ほか)
第2章 子どもと一緒に親も成長すべし(子どもが理解できなくなったら喜びなさい;わが子とよその子を単純に比べない ほか)
第3章 子育ては時には戦いだ(家風をつくれ;親子は「すったもんだ」やればいい ほか)
第4章 親たる者、右往左往しない(踏み外せない「踏み石」はない;子どもには「悩む権利」がある ほか)

著者等紹介

平光雄[タイラミツオ]
昭和32年愛知県生まれ。58年青山学院大学文学部教育学科(心理学コース)卒業後、愛知県で小学校教諭となり、学級担任を32年間務める。平成27年に退職するまで、問題を抱えた子どもたちを数多く立ち直らせるなど、プロ教師としての手腕が高く評価されてきた。現在は社会教育家として、講演・執筆活動を行う。平成10年より話力総合研究所(東京本郷)に通い、永崎一則氏のもとで話力学を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mariya926

118
『子育てというのは、子どもが親を乗り越えていくという「構造」上、ずっと楽で快適であるはずがないのです。子どもがきちんと成長していれば、親に忍耐や改革を要求するものだからです』は納得です。育児は楽だったら子どもに何か問題がありますよね。ある面では他の子より楽だけど、ある面では大変という部分がありますよね。そして子どもが「悩み」「困った」時は安易に手を出すのではなく、成長する機会だと思って見守る。これからどんどんそんなことが増えていきますね。それにしても例えが上手いですね!2021/03/20

mariya926

118
息子が楽しいかで判断してしまうことがありましたが、成長できているか?ということが重要なんですね。それと恋愛にエネルギーを消費してしまうと勉強や努力をしなくなるのは納得です。親の理解不能な言動も、子どもがおかしくなったからではなく、成長の過程で必然なことであり、掌からはみだす成長を喜び、がんばって自分の指を伸ばしてまた掌に乗せる!!親が成長のチャンスであるというのが、ちょうどピッタリ当てはまりました。でもこの本を読むだけで子育てが一瞬で救われたという実感はないです。『道徳』の本も図書館にあったので読みます。2019/08/31

mataasita

10
同じような話が多いけど特に中から高学年受け持つ先生はイチドクノ価値はあり。短いし薄いけれどこんな風に伝えられそうだなと感じる部分はあった。個人面談前に再読だな。2020/07/25

あずさ

9
一気に読めました。内向的、外交的どちらの性格もいいところがある、子ども以上に右往左往しない、辛くても子供の出した答えを受け止め肯定する、子どもの悩みを先回りしない、グレーゾーンが最適な時もある、家風を定め守らせる、学校は楽しい?という問いかけではなく、どんなことができるようになった?成長できた?と問いかけるなど、道徳の話同様、短めだけどどれも心に残る。昔自分は暗い、と悩むことがあったので、この本を読んで気が楽になった。2016/04/14

ひめぴょん

7
小学校教師を長くされていた著者。スパッと言い切ってくれるところが、救われます。親としての軸がぶれないよう肚を決めることが大切。感謝の心を育てる。まずは感謝する姿を見せる。機嫌のいい時にサラッと説得。(TPOを考慮して) 子どものことが理解できなくなったら、親も一緒に成長を。性格に善悪はない。「長」を伸ばすように。子供の成長過程で耐えて待たなければならないときには、親の気持ちを優先させない。家風(親の信念)を足がかりに子どもと対峙する。「親孝行」は共依存ではない。親子ともに成長できることこそ孝行。 2019/08/09

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